2007-09-07
水音のCD〜本気で体感温度下がります。
「せせらぎ」ネイチャー・サウンド・ギャラリー
(株)デラ DLNS-110
こういう身近な水音のCDってずーっと欲しかった。遠く離れた山の中の、どこか手の届かないような渓谷の水音じゃなくって、もっと身近な、「サー」とか「ザー」ではなくて「チョロチョロ〜」っていう感じの、雪解けの頃のその辺の農業用水のような水音。軽井沢や屋久島で録音したとは思えない、チープだけどとっても身近な水音。何だか流しそうめんでもできそうな位。これは嫌味ではなくて、この音、管理人は本当に満足しています!CDかけていると、本っ当に涼しくなるんですよ。体感温度2度マイナスといったところです。
録音とはいえ、車の中で再生したら何だか溺れそうな感じがする位の生々しい水音。部屋で流せばいかにも自然のクーラーという感じ。
今年の夏は異様に暑かった。ようやく落ち着いてきたけれど、日中はまだちょっときつい感じ。でも、夕涼みとか夜とか、そろそろこういうものを使い始めても良い頃かもしれない。
2007-06-23
チェンバロコンサートとそばの会 (越前市 春駒)2007.6.16
2007-06-07
エンリコ・ガッティ(vn)来日中。家で地団駄を踏む。
バロック・ヴァイオリンのエンリコ・ガッティが目白に来日中なんだと(目白バ・ロック音楽祭)。
(参照:SEEDS ON WHITESNOW 様)
深い呼吸を感じさせる、艶やかな美音。残念ながら独奏のリサイタルは終了。2〜3ヶ月早く知ってたら無理にでも東京いってたかもしれない。
聴けた人はうらやましいな…
(参照:SEEDS ON WHITESNOW 様)
深い呼吸を感じさせる、艶やかな美音。残念ながら独奏のリサイタルは終了。2〜3ヶ月早く知ってたら無理にでも東京いってたかもしれない。
聴けた人はうらやましいな…
2007-02-14
ブラームス:クラリネット五重奏曲 ここ数年の私のお気に入り。
ブラームスの室内楽はピリオド楽器と最高に相性が良い。味わいは格別。もっと録音が出てこないものか。ブラームス:クラリネット五重奏曲 ロ短調 op.115、ステファン・クレール(1864-1924):クラリネット五重奏曲 イ長調 op.19
シュタードラー五重奏団(ジャン・クロード・ヴェイヤン(cl))
[K617 K617084]
冒頭、限界まで抑制した弦のヴィブラートに、直後のクラリネットが自然に溶け込む。クラリネットの音色も虚飾を排したように素直な、そして枯れの要素も含む達観した響き。「ここは泣かせよう」とかいった演奏者の作為がほとんど感じられず、作曲家の世界に素直に自分が溶け込んでいく。弦楽セクション自体の一体感やクラリネットとの一体感は特筆すべきで、人生の郷愁…なんて普段考えないようなことを気がついたら考えてしまっている、深い意味での癒しと救いに満ちた演奏。
ピリオド楽器系だと、同曲で最近GLOSSAからホープリチの新譜が出たが、弦楽セクションの音色に深みが足りず、残念ながらホープリチのクラリネットと溶け合っていない。個人的にはK617盤が好きだ。
クラリネットのヴェイヤンは、K617のベストセラー、モーツァルトのバセット・クラリネットのCDボックスなどでも演奏している。弦楽セクションは、団体名こそ出ていないがヘレヴェッヘのシャンゼリゼ管弦楽団を母体とするターナーSQが全員で参加している。
›› 続きを読む
2007-01-04
J・S・バッハ「パッサカリアとフーガ ハ短調」BWV582
年末年始はやはり特別な曲が聴きたくなる。管理人はこういうときはやっぱりバッハ。第9とかニューイヤーコンサートも悪くないですけどね。指揮者がクライバーかアーノンクールだったらね。いやラトルでも良いんですが。…メータねえ。
バッハだったら筆頭に挙がるのは「マタイ受難曲」?でも本当に重たい曲だし、今年はちょっと違うものにしたい気分。
ということで、今年の年末年始に聴いたのはバッハのオルガン曲の代表作の一つ、
「バッハ:パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582」。
演奏は、トン・コープマンの3回目の録音。
「バッハ:オルガン作品全集 第1巻」※パッサカリアの他、幻想曲とフーガ ト短調 BWV542、フーガ ト短調 BWV578「小フーガ」等収録。
トン・コープマン(org/1729-32年、ルドルフ・ガルレス・オルガン、オランダ:マーススライス大教会)
[テルデック(国内盤) WPCS-10597]
バッハのオルガン曲には「トッカータとフーガ ニ短調(BWV565)」以外にも「代表作」と言えるような作品が結構あって、それぞれに余人の追随を許さないような素晴らしい点があって、どれが最高かはそのときの気分や状況によって違うのだけど、管理人は聴いたときの印象の重厚さ、曲の裏に控える圧倒的な深遠さからこの曲が「最高傑作」かも、と感じることが非常に多い。管理人がバッハの魅力の本質に初めて気付かされたのはこの曲。この曲から何を受け取るかは各人様々で良いと思うので、内容は秘密だけど、管理人にとって「人生の節目」になったことは間違いない。
曲の形式は、大規模なオルガン曲には珍しく「変奏曲」の形を取っている。ただ通常の変奏曲と違い、低音部で演奏される主題が基本的なフォルムをほとんど崩さず終わりまで繰り返される(バッソ・オスティナート)のが特徴的。
とにかく、最初から感じるのは最重量の主題に加え、他の変奏曲では聴くことができないその規模の巨大さ。この曲は理屈を四の五の説明するより一度聴いたほうがよく分かるので、興味のある人は一度聴いてみることをお勧めします。
コープマンの演奏は旧録音のほうがコープマンらしかったとか色々意見はあるけれど、管理人は最新録音が一番好き。あのコープマンが一番「真剣に」取り組んでいるように感じられるから。コープマンではなく「バッハ」が見えてくる、最良の演奏と感じる。録音も一番好き(ただしグラモフォン[アルヒーフ]の旧録音でも遜色なく曲の魅力が味わえる)。
›› 続きを読む
バッハだったら筆頭に挙がるのは「マタイ受難曲」?でも本当に重たい曲だし、今年はちょっと違うものにしたい気分。
ということで、今年の年末年始に聴いたのはバッハのオルガン曲の代表作の一つ、
「バッハ:パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582」。
演奏は、トン・コープマンの3回目の録音。「バッハ:オルガン作品全集 第1巻」※パッサカリアの他、幻想曲とフーガ ト短調 BWV542、フーガ ト短調 BWV578「小フーガ」等収録。
トン・コープマン(org/1729-32年、ルドルフ・ガルレス・オルガン、オランダ:マーススライス大教会)
[テルデック(国内盤) WPCS-10597]
バッハのオルガン曲には「トッカータとフーガ ニ短調(BWV565)」以外にも「代表作」と言えるような作品が結構あって、それぞれに余人の追随を許さないような素晴らしい点があって、どれが最高かはそのときの気分や状況によって違うのだけど、管理人は聴いたときの印象の重厚さ、曲の裏に控える圧倒的な深遠さからこの曲が「最高傑作」かも、と感じることが非常に多い。管理人がバッハの魅力の本質に初めて気付かされたのはこの曲。この曲から何を受け取るかは各人様々で良いと思うので、内容は秘密だけど、管理人にとって「人生の節目」になったことは間違いない。
曲の形式は、大規模なオルガン曲には珍しく「変奏曲」の形を取っている。ただ通常の変奏曲と違い、低音部で演奏される主題が基本的なフォルムをほとんど崩さず終わりまで繰り返される(バッソ・オスティナート)のが特徴的。
とにかく、最初から感じるのは最重量の主題に加え、他の変奏曲では聴くことができないその規模の巨大さ。この曲は理屈を四の五の説明するより一度聴いたほうがよく分かるので、興味のある人は一度聴いてみることをお勧めします。
コープマンの演奏は旧録音のほうがコープマンらしかったとか色々意見はあるけれど、管理人は最新録音が一番好き。あのコープマンが一番「真剣に」取り組んでいるように感じられるから。コープマンではなく「バッハ」が見えてくる、最良の演奏と感じる。録音も一番好き(ただしグラモフォン[アルヒーフ]の旧録音でも遜色なく曲の魅力が味わえる)。
›› 続きを読む
2006-12-10
ピリオド楽器による、ホルスト「惑星」。
ホルスト:組曲「惑星」、セント・ポール組曲ロイ・グッドマン指揮 ニュー・クイーンズ・ホール・オーケストラ
[CARLTON CLASSICS 30366 00432]
ピリオド楽器による素直な響きが妙に心地良い佳演。いい演奏で話題性もあっただろうに、日本では意外と紹介されてないみたい。レーベルのせいかしら。
インマゼールのラヴェルほどではないけれど、弦楽合奏にちょっとひんやりするような、不思議に清涼な空気感がある。ジュピターの例の有名なメロディーは気取ったところがまるでないのが良い。この旋律を俗っぽく歌い崩すのは、よく分からんが本筋から外れているように思う。
カップリングのセント・ポール組曲も清楚で簡素な佳曲。対位法の扱い方は近代の作曲家ではかなり出色では、という感じ。
ニュー・クイーンズ・ホール・オーケストラといえば、かなり以前、ノリントンと同じ頃というえらく早い時期に、ピリオド楽器によるワーグナーの録音をリリースしていたのが記憶に残る(1995年録音)。よく見たら「惑星」の録音も96年のものだったりする。もう活動してないのかなーなんて思っていたら、2006年になって、自主制作レーベルでブラームスの交響曲第2番をリリースしたみたい。まだ元気に活動しているのはとてもうれしい。買うのはちょっと手間がかかりそうだけど、何とか入手してみたい感じ。
ワーグナー:序曲、前奏曲集(リエンツィ序曲、タンホイザー序曲、ローエングリン第1幕の前奏曲、トリスタンとイゾルデ第3幕の前奏曲、ニュルンベルクのマイスタージンガー序曲、パルジファル第3幕の前奏曲と終曲)バリー・ワーズワース指揮 ニュー・クイーンズ・ホール・オーケストラ
[CARLTON CLASSICS 30366 00982]

このブログのQRコード
