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伊勢うどん ~こちらも巡礼、してみます?
伊勢うどん ちとせ(三重県伊勢市) 柔かい、太目の麺のふんわりとした歯ざわりが身上。
 讃岐うどんに追随するのでなく、文化的に真っ向勝負できる有力な対抗馬、伊勢うどん。局所的にはブームになっているようだが、今はまだ地域的なブームに留まっているというのが正直な所か。しかし、ポテンシャル的には全国区への進出も遠くない。

 讃岐に負けず劣らず、伊勢市に入った瞬間からそこら中うどん屋だらけ。マニアに発掘され切った讃岐に比べ、こちらはお店の淘汰も発掘もまだこれからという感じで玉石混交、客が入っている店が美味いとは限らず、掘り出し物的名店がこれから発掘される可能性大。穴場のお店を自分の力で発掘するのは、意外と魅力かも。

 とはいえ、私は伊勢うどん未体験。代表的なお店も知りたいので、いろいろ検索した結果、松阪出身のコラムニスト・石原壮一郎氏の「ミエ派のための三重講座」で紹介された伊勢市内の3店に、お伊勢参りがてら、実際行ってみることにした。

※なお、福井から伊勢神宮までは頑張れば日帰り可能。高速道路で大体片道4~5時間。管理人は日帰りで、朝8時出発、深夜0時帰宅で昼過ぎから夕方まで楽しめました。高速でも四日市近辺が10km単位で渋滞しやすいので、慣れた人は滋賀の八日市インター当たりから鈴鹿の峠を通って伊勢自動車道に直結したほうが良いかもしれない。


ise2-1.jpg岡田屋
三重県伊勢市宇治今在家町31
定休:木曜

 伊勢神宮(内宮)前「おはらい通り」のうどん店でこの店だけ行列ができていた。昼時とはいえ、行列して20分待ち(祝日に行ったので、行列が一層長かった?)。長時間茹でるためか、さぬきうどんと違って客の回転が遅いのも気になる。

岡田屋(三重県伊勢市) 伊勢うどん こちらの伊勢うどんで特徴的に感じたのは、やや粘りのあるあんかけのようなツユ(タレ)。ツユはやたら黒いが、決して味が濃いわけではない。その辺の感覚は京都の真っ黒いスープのラーメン店「新福菜館」と同じ。麺はやわらかいというより表面がふやけており、弾力は全く感じない。これが魅力かどうかは難しいところだが、管理人は「魅力とまでは…」と感じたのが正直なところ。


ise3-1.jpgふくすけ
三重県伊勢市宇治中之切町52

 伊勢神宮(内宮)前おはらい通りに隣接し、観光客が最も集まる「おかげ横丁」で唯一のうどん店。ポイントがポイントなので人の混雑ぶりは一番。行列は短いが、店の中で待っている客の多いこと。この店はうどんを出すペースは遅くないかもしれないが、客席が多すぎて待ち時間が無駄に長い。行列10分、店の中で更に25分待ち。

ふくすけ(三重県伊勢市) 伊勢うどん この店の伊勢うどんはダシに研究を重ねているらしい。麺にもこだわりがあるようで、柔かさの中に喉越しも追求したい方向性が見える。が、色々なものを追求するあまり、伊勢うどんとしての個性も薄まってるような感じ。ゆえに万人向けではあるかもしれぬ。


ise1-1.jpgちとせ
伊勢市岩渕1-15-11
定休:日曜

 伊勢神宮(外宮)近く、近鉄宇治山田駅から歩いて南方向。場所がやや分かりづらい。ボーッとしてると見逃してしまうかも。

ちとせ(三重県伊勢市) 伊勢うどん うまい!赤ちゃんのほっぺたを思わせる麺の柔かさと予想を上回る喉越しの良さに加え、気品のある麺のツヤ。先程の「ふくすけ」が実現したくてできない境地、ネットで語られている伊勢うどんのイメージ通りのうどん。ツユ(もはやタレ)の黒さも3店中最高で、シンプルながらバランスが取れている。地元のタクシー運転手らしき人が観光のお客さんをこの店に紹介していた。こういう職業の人の目はさすがだ。

 3店の中では「ちとせ」がダントツに美味い。伊勢うどんを楽しみたいのなら、観光地から少々遠くても要チェックのお店。しかも、時間帯の関係もあるだろうが、休日だというのに「ちとせ」のほうは客がおらず、悠々食事を楽しめた。だからこそ、伊勢うどんはこれから発掘する魅力があるのだとも言える。

(ひとこと。)
 「伊勢うどん」を検索エンジンで検索して最初に引っかかるいくつかのサイトは、どうも無理にブームを作ろうとした印象を感じさせるものが多い。特に「伊勢うどんの歴史は江戸時代から350年」なんて話「だけ」説明するサイトはかなりイタイ。ブランドとしての「伊勢うどん」の歴史は、大正時代の「ちとせ」に始まるのでしょ。それで歴史としては十分で、取ってつけたような昔話は必要ない。
 文化はおし着せで無理に作るものではない(マスメディアが今でも無意識に煽っている"おとき話"に惑わされてどうする。)し、そんなことしなくてもこのうどんの時代はいずれやって来る。またその日も遠くない。管理人はそう感じている。
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コメント

美味しそう、でもダイエット中だから写真でガマン(泣)
本当にそろそろやせないと、洋服がね。トホホホ(泣)

くいしんぼう

ほんまに あくなき好奇心と くいしんぼう
この ブログで 伊勢うどんに めぐり合えるとは (●^.^●))) プププ!
すばらしい話に 感服つかまつりますです・・ はい
まあ 350年もの歴史とはすばらしい
当方 越前おろしそば など いったい いつからだか 正確に語れる人すら無し・・
近年にできた よさこいいつちょらいと なんら変わらずです
2000年に喃々とする 伊勢の歴史の中ではの350年です
うまいとか なんだとかは別にして  おいせまいりの時代がしのばれますね。

大黒屋が にはち~

-※管理人の権限でコメント一部カットします(管理人)-
ここは つなぎの為の 最小限  一割も使っていませんよ
二割も 使ったら 二分は茹でなきゃ食えないでしょ
そんな 蕎麦でしたか ( ̄_ ̄|||)

うーん、ちょっと深読みしすぎましたか。

 管理人は、甘皮の部分、特に緑色でなく黒色を呈する部分を(おそらく香り付けのために)少しだけ使うような蕎麦には慣れていません。福井でそんな洒落たことをする蕎麦屋がほとんど見られないからですが、このような香りの傾向(お蕎麦の皮の部分の香りが強くて、そのくせコシは結構強い)や、香りの指向が「並木藪蕎麦と似てるなー」との思いがあったので、二八である並木藪蕎麦の記憶が無意識に影響したのでしょう、思わず深読みしたくなった、と。確たる根拠・出典もない話ですので、該当部分の内容を差換えました。管理人はこのお店には特別の印象までは受けなかったのですが、お蕎麦は日によって出来不出来もありますし(「おおくぼ」ですらそうなのですから)、こちらのお店と食べる私との調子が合わなかっただけかも知れません。
 蕎麦が二八かそうでないかは、感覚に頼ると間違うことも意外とあるのではないかというのが最近の管理人の考えです。「二八なんて間違い様がないだろう」と思われる方は、金沢「更科藤井」のざるそばを食べてみるのが良いと思います。更科藤井のざるそばは二八を公言していますが、とても二八とは思えません。条件が揃ったときの二八の威力を思い知らされた次第です。管理人の二八の評価軸がズレたのはこの店のせいです(笑)。

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