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福井西武新館にできたヴィレッジヴァンガードがなかなかやる件。
 近年次々とオープンした、普通の雑貨屋のような大規模店舗。
 ヴィレッジヴァンガードもそろそろ潮時かな…と思っていたところが。

 お店から醸し出される只ならぬ毒気。
 毒気の根源が主に本棚という所に、ヴィレッジヴァンガードの真骨頂を見た。

 この間エルパに出来た大規模店は、一般向けを意識した量産型のお店。
 福井西武のほうは、金沢ラブロ店を思わせるカオスなお店。
 本棚を眺めて久し振りにときめいた。

 そんなに違うのかって?
 …違うのである。

 とりあえず、変てこなドラえもんグッズを棚いっぱいに飾り付けたうえ、あまつさえそのディスプレイの中心が「ドラえもん短歌」とかいう文庫本。
 そんなことをやってのけるお店は、とりあえず今の福井ではここしかないだろう、と思われるのである。


 どういう所が違うか。

 例えば、水沢悦子「花のズボラ飯」のディスプレイのしかた。
 単に料理関係の本を集めたりといった短絡的な思考でない、ひねりのある関連本のチョイス。女性のひとり暮らし関連本を近くに置いてみたり、食べ物関連でも「お取り寄せ」をテーマにしたマンガとか、微妙に焦点をずらしてみたり。他のお店で見かける本もあるけれど、ディスプレイが違うだけで、1冊1冊が面白そうに見えてくる不思議。

 例えば、かとうちあき「野宿入門」の配置。
 建築関係だったり、サバイバル関係だったりといった本の中にひっそりと埋もれている。一見意味不明な本の配置だが、棚全体を見てみると、なんだか思想的な雰囲気を醸し出している…というのに一役買っている配置。「アウトドア関連本を集めてみました♪」みたいな脳天気なディスプレイとは随分違う。

 小説あたりのコーナーに村上春樹や伊坂幸太郎を置いてみたりと穏当なところを見せつつ、同じ店の片隅にこっそりとチェ・ゲバラの伝記を置いてみたり。カウンターカルチャー色を残したサブカルらしいサブカル(サブカルって言葉も何だか懐かしいなあ…)。本棚スペースは決して広くない(むしろ狭い)が、本棚だけで十分楽しませてくれる。

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