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浄法寺山に登る。 -福井の山に登る・5-
 福井市方面から北東方向を眺めるといつでも目に入る、ひときわ大きな山塊。
 左から北丈競山(894m)、南丈競山(1,045m)とラクダのこぶのように並んでいるその右側にどっしりと控えているのが、今回登る浄法寺山(1,053m)。

 福井市方面から比較的手軽に登れる1,000m峰とのことだけど、なかなかどうして。所々にある岩場は登りごたえ十分。4月の山開きの日に登ってきたところ、頂上付近では雪山気分も楽しめた。色々登ったなあという気分。

 登山口の浄法寺山青少年旅行村で開かれる山開きのイベントは、9時と遅めの開始のうえに式の進行も長々と続いて、要は「関係者は登る気ないだろ」という。安全祈願もあるけど、あまり登山客向けという感じではないのかな。

 登山スケジュールを考えたら、もう登らなきゃね。山開きの会場を後にし、会場脇にある冠岳コースの登山口からそそくさと登山を開始。

 浄法寺山青少年旅行村からの登山ルートは、前半、冠岳までの登山ルートが「つつじが原」コースと「冠山コース」の2種あり。

 「冠岳コースは急登」という所ばかりが強調されて、つつじが原のほうが楽そうだからそっちにしましたみたいな文章をネットで多く見かけるけれど、つつじが原コースは一部になだらかな区間がある一方で、冠岳コースより難易度も危険度も高いと思われる急登の岩登り区間(しし岩~つつじが原)が存在するルート。(各コースの詳細はこのあとの本文を参照。)

 今回は登りは冠岳コース、下りはつつじヶ原コースを使ってみたが、率直に言ってどちらも楽々というルートではないです。どちらかといえば、慎重に行けば冠岳コースのほうが安全かなという感想。
 でもねえ。冠岳コースは実に淡々とした登り。面白味という点では、変化のあるつつじが原コースという気持ちも分からなくはなくて、悩ましい所。



 冠岳コースの登山口付近。
青いエンゴサクの花と、黄色いキケマンの花。


♪こぶし咲く あの丘きたぐにの
 ああ北国の春~♪

 …って思ってたけど、花の下に葉がついてないみたい。コブシじゃなくてタムシバの木ってやつかしら。
 ちらりと桜の木も。
 冠岳の手前には岩場も少々。やや急な斜面でロープも付いているが、ロープを使うほどでもない。
 (天気が良ければ、の話だけど。雨の日にぬかるんだ状態でこの坂を登るというのは想像したくないなぁ。)

 50分くらいで登りは一段落、稜線に出て、しばしのなだらかな散歩道。
 浄法寺山と、左側には頂上に山小屋のある南丈競山が見える。
 ショウジョウバカマの花もちらほらと出てきた。

 登山口から55分で冠岳山頂(837.7m)到着。
やや開けた休憩スペースにベンチもあり、他の登山客も何人か休憩している。
 ひと休みしたら、次はいよいよ浄法寺山に。ちょっと下ってまた登り。

 冠岳から浄法寺山への道には、トクワカソウが至る所に群生していた。
 おや、マンサクの花…。
 春っていうよりなんか雪解けの季節のような雰囲気だな。

 …なんて思っていたら。
 あれっ…?
 あれ…?
 あれあれあれ…

 あたりはすっかり雪の世界。
 完全に冬山気分。こういう予想外の事態も山ならではだね。

 幸い、山開きで登山客が多くて雪は踏み固まっていたので、アイゼンやスノーシューはなかったけれど、普通の登山靴でも何とかOKでした。さすがに防水の靴は必須。

 あたり一面雪原で、見晴らしが良い。
 お手軽に雪山気分を楽しめて、何だか得した気分。
 登るのはちょっと大変だけど。
 頂上が見えてきた。
 もうひと踏ん張り。

 冠岳から1時間少々で、浄法寺山の山頂(1,053m)に到着。山頂には展望台あり。


 頂上の展望台からの眺め。白山方面。

 白山もきれいに見えた。

 荒島岳から部子山・銀杏峰方面。勝山や大野とおぼしき街も見える。

 荒島岳もきれい。

 それにしても寒い。レインウェアを羽織っても肌寒い位。
 とっておきの「とりたま」缶を火にかけて。ちょっとした楽しみ。

 「白山をバックにとりたま」の図。これでお酒があればなぁ…

南丈競山に続く道も雪に覆われている。
 寒いので、南丈競山へ行くのはまた今度。早々に下山することにする。

 雪の中の下りはやはり気を遣う。
 トレッキングポールがスキーのストックみたいに役に立つ。

 冠岳の頂上まで下りて、ゆっくり腰を落ち着けてから本日のごはん。
 袋ラーメンです。サッポロ一番。
 なぜ醤油味かというと…

 …ラーメンの後におにぎりを入れて、おじやにするのだ。
 漫画「めしばな刑事タチバナ」で言ってたのだ。醤油味はおじやにした時もうまい、と。
 ラーメンの後、スープの始末をどうするかという難題もこれで解決。

 コーヒーを用意するだけで、そこは天上のカフェ。
 こんなに素敵な場所が、半ば独り占め。

 「このカフェ景色がいいでしょう」とか、「ナチュラルな雰囲気でしょう」とか、下界でやってるそういうのが何かとても小さいことのように感じる。この気持ちは何なんだろう。

 冠岳からは、つつじヶ原コースで下山する。
平坦な部分は楽ちんな散歩道。「この鳥なんだろう」って眺めたりする余裕もあって。
 しかしだ。「岩場になってきたな」と思い始めた途端、にわかにこんな急坂が出てくる。やはり安心なルートとは言い難い。ロープに頼らざるを得ないような急斜面が数箇所あり。
 写真は、斜面を下りた後、改めて斜面を見上げてみたところ。

「   ガ
 バ
 ッ  ン
 テ   」

 …言われなくても頑張ってますよ(泣)
 足下はごつごつ尖った岩がごろごろしており、間違って足を踏み外すと大怪我は必至の岩場地帯。緊張感のある下りが続く。

「しし岩」
 すごく…
 わかりやすいです…

 しし岩沿いの登山道に注目。
 ちょっと気合がいりそうな登山道でしょ。

 しし岩からふもとの登山口までは、平和でなだらかな散歩道が続いている。
 青少年旅行村のバンガローを眺めつつ、登山口に到着。冠岳からつつじヶ原コースを使っての下山は1時間くらい。
 浄法寺山から冠岳山頂への下りも1時間くらい。休憩・食事を含めて3時間位かけてのんびり下山。

 登山口の最寄りの国道沿い、山の南側から撮影した浄法寺山。
 左の少しとんがった特徴のある山が冠岳。


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