スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
丈競山(たけくらべやま)に登る。 -福井の山に登る・2-
丈競山(福井県坂井市) かわいらしく、なかよく並んだ2つのお山。
 2つ合わせて、丈競山(たけくらべやま)。

 されど、片方は964m、もう片方は1,045m。見目麗しく均整の取れた稜線は、そのまま長距離の急斜面となって登山者の挑戦を待ち構える。
 両方のてっぺんまで登りつめるのにハイキング程度の体力を想像すると軽く裏切られる。チャレンジしがいのある山。人生、甘くないぜ。

 均整の取れたシルエットで、同じように2つ並んでいる様が何とも印象的。
 左側が北丈競山(964m)、右側が南丈競山(1,045m)。
 左の写真は、冬の坂井市丸岡町のピアゴ駐車場付近から見る姿。
 近くの竹田地区に入ると、さらに端正な姿に(右の写真)。
 左手前の北丈競山が、右奥の南丈競山より高く見える。

 この山は、離れて見るのも面白い。坂井市や福井市内を車で走っていてふと東のほうに目をやると、大抵は北丈競山、南丈競山と浄法寺山が一つの大きな山塊となって視界に入ってくる。
 九頭竜橋(福井市、坂井市境界)の河川敷からの眺め。

 冬場に見ると、峨峨たる山脈のような感じさえするときも。
 坂井市春江町のユース(旧Vマート)付近から。
 左の山塊は小倉谷山(火燈山)、中央やや右が丈競山、なだらかに続く右の山が浄法寺山。


 足羽山から眺める白山と周辺の山々。
 丈競山、浄法寺山、鷲ヶ岳(左)、白山・別山・三ノ峰(中央:白色)、城山(波多野城址)、吉野ヶ岳など(中央から右側にかけて)。
 吉野ヶ岳と重なって、大佛寺山のシルエットもちょこっと見えている。

 というわけで、登ってきましたよ。
 4月29日、この日は丈競山の山開きの日。龍ヶ鼻ダム(坂井市丸岡町)の登山口では、神主さんが神事を行っていた。
 神事の後、8時30分に登山開始。登山客もいっぱい。60~70人位はいたかな?


 登り始めはガケのような急登をじわりじわりと登った後、雑木の藪に入っていく。



 藪の中に、スミレや山吹など山らしいお花もちらほら。


 30分後、カモシカ岩に到達。
 どこがカモシカじゃ(笑)…って、たしかにこんななのさぁカモシカって。雰囲気がカモシカ(笑)。間近でカモシカを見た人は分かる。
 このあたりから傾斜が緩くなり、ハイキングのような気分。
 登りながらちらちらと見かけた山らしい植物を3点。

 山菜の女王、コシアブラ。
 ここで素揚げして食べたらどんなにうまいことか…
 イカリソウ。
 花が向こう向いちゃってるけど(泣)
 真っ白い花だし、トキワイカリソウかな?
 さっと判別できるようになりたいもの。
 ショウジョウバカマ。
 シュッとした立ち姿。
 カモシカ岩から1時間位歩いていると、次第に視界がひらけてくる。

 眼前には、ついに2つの丈競山が間近に。
 柔らかでふくよかなシルエットの北丈競山。対して、南丈競山は近づけば近づくほどそのシャープさを増していくよう。近くで見て初めて分かる、2つの山の表情の違い。

 南丈競山の右側には、浄法寺山の姿も見えている。
 谷間に雪が若干残っているのが見える。

 柔らかでふくよかと書いたばかりの北丈競山だが、よくよく目をこらして見ると、山腹にこれから向かう登山道…
 うへぇ、急登!
 あんな角度で登るのー?

 …試練はここから。散々歩いたあげく、この山は後半に急登が集中するのである。ヤレヤレ。

 ここから北丈競山頂上までは、ロープのガイドが着いた急な階段の連続。階段キラーイ。心臓は動悸、足も急激にスタミナを奪われていく。1ヶ所だけだが雪渓の上も渡る。


 登山口から2時間30分ちょっとで、北丈競山の山頂に到着。
頂上に着いた途端、視界が一気に開け、絶好の展望。しばしのカタルシス。

 白山の姿もきちんと拝むことができた。
 普段地上から見かける姿より随分大きい。

 白山のすぐ手前に見えるごつごつした山は、勝山市の越前甲(えちぜんかぶと、1,319m)。見覚えのある特徴的なシルエット。

 北丈競山山頂から眺める、坂井平野と福井平野。
 平野部をよくよく眺めてみると、ちゃんとユリーム春江(坂井市春江町)の姿まで(笑)

 この先の行く手には、山頂に小屋のある、南丈競山の山頂がもう間近。
 そして、この南丈競山の登りが、最後にして、この山最大の急登となるのだ。

 北丈競山の急登でエネルギーを使い果たした感のある管理人、この急登の途中でついに足がつる。両足の色々な所が次々とつりまくり、ちょっと登っては足がつって一休み、という具合でほうほうの体。日頃の運動不足を文字通り痛感させられるはめに(泣)

 北丈競山と南丈競山の間の登山道は、これも醍醐味?とばかりに一部笹が刈られていない箇所も少々あり。ヤブ漕ぎとまではいかないが、笹をかき分けながら進んでいく。こういう趣向もまあ悪くない。少々我慢すれば、この先にはきちんと整備された道がある、と知っていること前提だけど。
 トクワカソウ。
 笹の隙間をぬって、日の光を満面に受けてピンク色の花を咲かせている。
 葉の付け根があまり窪んでなくて、やや縦長の葉っぱだからイワウチワじゃなくてトクワカソウかな。
 笹をかき分けた先に、ついに小屋の姿が…

 登山口から約3時間30分。ついに南丈競山の山頂(1,045m)に到達。
 もう足がクタクタ。ご飯を食べた後もたっぷりと休憩。

 登山道は、さらに浄法寺山に向かって続いている。

 来た道を振り返ると、先程登ってきた北丈競山の頂上が見える。
 北丈競山の向こうには、小倉谷山(火燈山)、富士写ヶ岳と山々が連なる。


 帰り道はもう本当に足がヘロヘロ。
 帰りに見かけて唯一心和んだ、咲きかけのシャクナゲの花。


 (坂井市丸岡町、丸岡中央商店街から撮影)

関連記事
                

トラックバック ※ブログ管理人から承認されるまでトラックバックは反映されません

http://suralin.blog48.fc2.com/tb.php/490-dc729695

コメント

コメントの投稿

管理者にのみコメントを公開する

福井市内から眺める白山。 | BLOG TOP | 男は黙って


QRコード
 このブログのQRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。