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白山に登る。(室堂-御前峰-大汝峰)
白山登山(2011.9) 目の前にゆったり横たわる頂上。室堂周辺のアルプスのような風景。
 雲海の中、日本海へ沈んでゆく夕焼け。そして、透明度抜群の満天の星空。
 山頂から眺める槍・穂高連峰。それらを背景に昇る御来光。
 豊かな花と緑に、岩山・雪渓のアルペン的魅力を適度に備えた絶妙なバランス。
 どれを取っても印象に残る山。
 初めて白山に登ってみて、そう感じた。

 こんな山が、ふるさと福井から気軽に行ける距離にある。
 そう思い返す度に、幸せな気分になる。

 まだ登ったことはないけど興味はある…という人には、とにかく「登ってみて!」と言いたくて仕方ない。そういう気分。


 6時50分、白峰の市ノ瀬野営場の駐車場に到着。福井市・坂井市近辺なら、勝山経由でここまでせいぜい1時間20分位。
 行ったのが9月の連休中ということもあり、この時間で駐車場はすっかり満杯だが、誘導の方がちゃんと複数スタンバイしており、迷うことなく道路端の空きスペースにスムーズに駐車できた。
 登山シーズンのマイカー規制のため、シャトルバスでここから登山口の別当出合まで移動。

 7時25分、別当出合着。
 古くは白山信仰の時代から歴史が重なっている白山だけに、初心者が気付かない見どころも多そう。
 せっかくのそういう山で一心不乱にただ山を登るだけというのも何なので、今回、白山ネイチャーガイド(わらすこいもむし舎)という所にガイドをお願いしてみた。

 ガイドさんとは8時に別当出合で待ち合わせの約束。
 時間どおり、8時に登山開始。砂防新道から登っていく。

 砂防新道は、里山の山道で言えば、そろそろ尾根が近づいてきたなという感じの道。土の山道に、豊かな緑。近所の里山を思わせる所も多いけれど、時折「おっ」と身構えるような急な岩場の登り。鎖場こそないが、やっぱり高い山に登りにきたなと心が引き締まる。

 砂防新道で見かけた植物。花の盛りは随分と過ぎているが、たまにちらほらと見かける花というのも悪くない。
 サラシナショウマ。
 ハクサンカメバヒキオコシ。
 地味ではあるが、ハクサンの名が付く花の一つ。
 ガイドさんが教えてくれてなかったら素通りしてる所だった。
 トチバニンジン。

 素人目で見る限り、これはどうみてもタダの岩。
…実はこれ、化石なんですって。
 しかも、恐竜の足跡の化石。

 話を聞いて、穴の開くほどに岩を眺めても、どの辺が化石なのか良く分からない(泣)
 ガイドさんと一緒に行くと、知らない人だったら間違いなく素通りするようなポイントで、こういう意外な解説を聞けるのが有難い。ガイドさんからは他にも色々な話が聞けて楽しかった。ガイドさんのせっかくのネタをあんまりここでバラしちゃっても面白くないし、あとはガイドさんを雇ってのお楽しみということで。登るのが遅いこちらにきちんと合わせて登ってくれるし、見所も色々教えてくれるし、おかげで最後まで楽しみながら登山・下山できましたよ。

 9時20分、中飯場に到達。
 見栄えの良い滝が見える。
 不動滝という滝。

 フジアザミ。
 花が異様に巨大なため、アザミの中でこれだけは容易に判別がつく。
 ハクサンアザミ(?)
 ガイドさんにアザミの判別の仕方を聞けば良かった…

 10:00、別当覗に到達。
 一際目立って見えるピークは、観光新道の「馬のたてがみ」と呼ばれるポイント。

 ムシカリ。
 「劒岳 点の記」に出てくる、あの赤い実の植物。
 ヤマハハコ。

 登山道の途中、工事の看板が。
 「甚之助谷上流山腹工工事」とあるが、確かに、目の前に見える谷は最近崩壊したばかりのように山肌が新しい。
 「白山も崩壊しつつある山ですから…」と通りがかりの人が言っていた。

 池で見かけたオタマジャクシのような生き物。
 サンショウウオの幼生なんですって。

 確かに、ちょっとウーパールーパーみたい。

 トリカブト。
 砂防新道の途中、踊り場のようになった日なたの平らなところにまとまって咲いていた。
 日差しが強い所に咲く花ほど、鮮やかな紫色をしているように感じる。

 10:50、甚之助避難小屋着。
 昔の避難小屋(旧甚之助避難小屋)の近くに、新しい甚之助避難小屋が出来ている。こちらは新しい小屋のほう。

 甚之助避難小屋から眺める、福井の山々。
 天気に恵まれて、素晴らしい眺め。

 並んでそびえる赤兎山と大長山。やや奥、両山にまたがる形で目立っている経ヶ岳。
 経ヶ岳が、福井県側から眺めるのと同様良く目立つのが印象的。さらに奥、やや薄い色で部子山・銀杏峰の姿も見える。

 目線を右に移すと、福井市近辺から白山を眺めたことのある方には随分とお馴染みの風景が。
 福井市から眺める光景を、鏡に写してそのまま裏返したような地形。
 左やや奥、斜面の上に非常に目立つ形でピークを形成する鷲ヶ岳。そこから連なる浄法寺山、南丈競山、北丈競山。福井市から真っ先に目に入る、お馴染みの山々。
 鷲ヶ岳の奥の白く見える所が福井市(福井平野)。
 丈競山の右側、福井県側からは小倉谷山・火燈山、富士写ヶ岳が見える辺りには、こちらからは越前甲と加賀の大日山が見えている。

 福井平野の奥には、うっすらと越前海岸沿いの山々(丹生山地の山々)が見える。
 右奥の長い台形の山が国見岳。国見岳から白山を眺める人は多いだろうが。白山から国見岳を眺める人間はそう多くはあるまい。
 左奥の目立つピークが鞍掛山。ということは、その左の平らな所が、白山開山の祖、泰澄が修行をした越智山になる。

 赤兎山から左側に目を向けた所。
 中央が荒島岳。
 左奥のピークが能郷白山。
※随分眺めが良かったので、甚之助避難小屋から眺めた福井の山々の眺望図を作ってみたよ。(カシミール3Dにより作成。クリックで画像拡大)
福井の山々(白山・甚之助避難小屋から)左方福井の山々(白山・甚之助避難小屋から)中央福井の山々(白山・甚之助避難小屋から)右方

 ふるさと福井の山々をバックにお昼ごはん。
 昼食は、越前市「ロフティ」のハード系のパン。

 新しい小屋から少し登った所にある、旧甚之助避難小屋。

 さらに少し登ったところ。
 はるか遠くに、うっすらと滋賀の伊吹山の姿が見える。伊吹山から白山が見えるのだから、こちらからも伊吹山を見ることができる。
 あれだけ遠くにあっても、どう見ても伊吹山と分かるシルエット。さすが百名山。

 11時30分、南竜道分岐。
 今回はこの分岐から南竜道に入り、エコーラインを目指し進む。
 間近に眺める別山は、遠くから白山のおまけのように眺めるのとは違い、白山とは違う凄みがある。いつかはあそこにも登ってみたいと素直に思わせる山。
 南竜道に入って10分少々の水平移動。
 ここからエコーライン。再び登りに入る。

 南竜山荘と一面の緑。
 とっても開けた眺め!
 エコーラインは砂防新道より少々遠回りになる代わりに、この素晴らしい展望を登っている間ずっと楽しむことができる。
 南竜山荘のやや右側の辺り。
 キャンプ場のテントが見える。
 室堂や山頂周辺はテント禁止らしいので、山頂に近いキャンプ場というとここになるようだ。
 天気に恵まれ、エコーラインからの眺めは最高。

 左側のパッと見で剱岳を思わせるようなゴツゴツした山は、穂高連峰。
 穂高がこんなにはっきり見えるとは思ってなかった。右側は乗鞍岳。
 左:乗鞍岳、右:御嶽山。
 どちらもきれいに見えていた。白山からだと御嶽山がやたら丸っこく見えるのが不思議。乗鞍岳のツンツン具合と好対照なのが面白い。
 ここでついに頂上(御前峰)が見えてくる。頂上のふもとには室堂も見える。
 エコーラインは、岩ばかりの登山道のくせに浮き石が不思議な位に見当たらない万全に整備された道で、随分登りやすかった。
 
 上り坂をひとしきり登りきると、一旦踊り場のような所に出る(弥陀ヶ原)。道も木道に変わり、しばしお散歩気分で歩いていく。
 花の盛りの頃は、この辺は一面のお花畑なんだろな…

 砂防新道に合流。室堂までの道はちょっとごつごつ。

 12時50分、室堂に到着。
 室堂の向こうには、御前峰の大きな姿。
 ゆっくり登ってきたおかげで、まだ体力に余裕がありそう。一度頂上にチャレンジしてみることにする。

 頂上近辺はさすがにゴロゴロした岩の急坂だろう…と思っていたら、階段の段差は低いし、浮き石もほとんど見当たらず。公園の遊歩道のような、拍子抜けする位に整備された路面。さすがは観光名所というか。ちなみに、ガイドさんには頂上近辺のガイドはお願いしておらず、翌日下山時に室堂に来ていただく約束。一人での頂上アタック。

 イワギキョウ。
 階段の途中でたくましく花を咲かせていた。
 頂上までもう少し。
 上に建物のようなものが見えてきた。

 何時間も登っているので、とぼとぼ歩き程度が限界のペースだが、ここまで来れば慌てることもない。ゆっくりゆっくり登っていく。


 13時45分、白山山頂(御前峰、2,702m)到着。

 別当出合からの標高差、約1,450m。
 ここまで登ってきました…
 日も回って雲も大分出始めて、景色は一面の雲海で、周囲の山々も雲海に隠れて見えないが、気分は充実している。ゆっくり頂上にたたずみ、達成感を味わう。

 御前峰から眺める、剣ヶ峰と大汝峰。
雲の切れ間に一瞬だけきれいに見えた。

 最高の展望とはいかなかったが、この日は山頂でブロッケン現象に遭遇。なかなかないんですって。

 山頂から下を見下ろすと、室堂が随分小さく見える。雲の湧き上がり方が高い所ならでは。

 15時前に再び室堂に戻り、チェックイン。
 なお、室堂の宿泊スペースは2段ベッドの大部屋。一人のスペースは畳1畳弱くらいという典型的な山小屋(もちろんお風呂はなし)。床の上に直接雑魚寝というのでないだけ有難いどいえばそうなんだけど。ちなみに、寝るときに初めて耳栓が役に立った。ご参考までに。

 夕食まで時間があるので、室堂周辺を散策。
 お花畑という感じはもうないが、辺りの植物を見て回る。
 シラタマノキ。
 実…。夏場はきれいな花が咲くと想うのもまた一興。
 この赤い実は何の実だろう。
 コケモモかなと思って写真を撮ってみたが、何か違うような気もする。

 夕日に染まり始めた、室堂と御前峰。


 17時、夕食。メインはハンバーグか魚か選択できた。
 夕日を眺めながら食べられる窓際の席が、早いもの勝ちで埋まっていく。

 夕食を早々に済ませ、外で夕焼けを眺めることにする。
 広がる雲海の上に、太陽が沈みつつある。
 雲の下に、経ヶ岳や荒島岳がうっすら沈んでいる。雲海のかなたは日本海だろう。海の部分だけ妙に雲が落ち着いているように見える。
 雲海に沈む夕日。
 ご来光も素晴らしいが、夕日もまた素晴らしい。
 17時55分ごろ日没。
 暮れ泥む別山。
 夕日を楽しんだ人々が、そぞろに帰っていく。
 明日も天気になーれ…っと。

 消灯直前の19時30分頃。
 見上げると、一面の星空。

 星座が分からなくなる位、星屑で埋め尽くされた空。空ってこんなに賑やかなのかと。
 天の川がこんなにはっきりと見えたことが、あったろうか。

 御前峰のすぐ上にカシオペア座、左に北斗七星。天頂には夏の大三角。
 織姫と彦星って、本当に天の川を挟んでるんだな…

 写真にも撮ろうとしてみたが、写るわけがない。写ってもこの感動は再現できぬ。
 実際に来た人にしか分からない、一生の宝物になるような体験。

 星空があまりに綺麗だったので、消灯後、もう一度空を見に出た。
 室堂から日が落ちた方角を眺めると、遠くに街の灯り。おそらく福井市方面の明かり。
 時間は20時30分ごろ。まだ街は旺盛に活動している時間だろう。


 明けて翌日。
 3時30起床、4時頃から登山開始。
 御前峰の上には細い月。時間が回り、空にはオリオン座が見える。
 昨日は室堂と御前峰をつなぐように縦に見えていた天の川が、90度回転して室堂と御前峰の間に横たわるように流れている。

 整備された道なので、夜間でも歩き易い。
 室堂から頂上までの部分だけ登山道がやたら整備されている印象があったが、そうか、この区間は夜間登山の登山客が多いから整備されてるのか。今書いてて気付いた。

 管理人は割と早く登り始めたほうで、前方に歩いている人は少ない。
 振り返って下を眺めると、登山客の明かりの列がズラーリ。
 5時00分、御前峰山頂に再び到着。
 東の空はもう明るくなり始めている。
 大汝峰の向こうに輝く街の灯り。大汝峰の左側が小松市街、右側が金沢市街と案内板に書いてある。

 東の空に一際目立つシルエット。槍ヶ岳と穂高だ!
 頂上は防寒着・レインウェア着用の上で、手にもきちんと手袋をしないと耐えられない位の寒さだが、天気には恵まれ、非常に鮮明な眺め。
 槍・穂高と、双方を繋ぐ大キレット。
 白山頂上から槍・穂高がこのアングルで見られるというのがたまらない。
 目を左に移して、写真中央のとんがった山が剱岳。
 写真中央やや右の中途半端に丸っこい山が立山。
 5時40分、日の出。
 太陽は乗鞍岳の辺りから出現。
 朝日に染まる大汝峰、剣が峰。

 5時55分。御来光をひとしきり楽しんだ後は、白山山頂部を巡る"お池めぐり"。山頂部を一周して、点在する火口湖を色々見て回るコース。

 お池めぐりコース上にはこういうふうに解説の看板が点在しているし、室堂のカウンターでも無料のお池めぐり解説パンフレットを配っているので、1人で歩いても解説には困らない。パンフレットは室堂のカウンターに言わないともらえないので、お池めぐりをする人は忘れずもらっておくと良い。

 御前峰の端に存在している「御宝庫」。伝説では、ここの真下の千蛇が池に悪い蛇が万年雪で封印されていて、万が一万年雪が溶けた場合、この御宝庫の岩が崩れて池を塞ぐと言われているそうで。
 地面にはこんなに大きな霜柱が至る所に。本当に寒かったんだねー。
 前日朝に、山頂で今シーズン初めて氷点下になったとのこと。
 お池めぐりのコースに沿って、御前峰を室堂と反対側に降りていく。
 降りた所から振り返って眺める御前峰の様子。
 翠ヶ池。白山の代表的な火口湖。
 池の向こうに良い感じで槍・穂高連峰が見える。

 6時40分。
 お池めぐりのコースを半分ほど進んだところでいったんコースを離れ、大汝峰に向かう。

 6時45分、大汝峰のふもとに到着。登山開始。
 頂上周辺は、ガスで包まれている様子。
 大汝峰の登山道は、ゴツゴツした岩の急な登り。急といっても、鎖を伝って登るような箇所まではない。立山の雄山より僅かにキツめかな、という感じの登り。段差がキツいので、登山・下山とも膝に結構負担がきます。ペンキの矢印を頼りに登っていく。

 7時05分、大汝峰頂上(2,684m)着。
 こちらの頂上にもお社がある。

 あたり一帯ガスに包まれ、周囲の展望は開けず。
 大汝峰頂上で朝ごはん。大汝峰を回ると室堂の朝食時間には間に合わないので、朝食をお弁当にしてもらった。
 錦糸卵、れんこん、鮭フレーク、椎茸。五目ずしのようなお弁当。
 頂上で40分程待つが、ガスに包まれたまま展望は開けず。

 8時10分。大汝峰を下り、お池めぐりのコースに復帰。
 これが先ほどの御宝庫の下にある千蛇ヶ池。
 万年雪が大分とけているような気がする…(笑)
 お池めぐりコース終盤にあるお花畑。
 といっても今はチングルマの綿毛ばかりですが…

 8時50分、室堂に到着。
 ガイドさんと合流し、9時10分下山開始。
 見上げると、山頂はすっかり雲の中。変わりやすい山の天気。よく天気がもってくれた。

 クロマメノキ。
 ナナカマドが群生している。
 葉っぱがすっかり落ち、赤い実だけになっている。

 砂防新道と観光新道の合流地点に横たわる、黒ボコ岩。
 これが、白山の噴火で山頂からここまで来たんですと。
 実際に噴火が起こったら、こんな岩が降ってくるのかと一瞬背筋が寒くなる。
 ここから、観光新道のほうを下山していく。

 谷の向こう側に、昨日歩いてきた砂防新道の甚之助避難小屋が見える。

 この綿毛のついた枯れ草、
 ニッコウキスゲなんですって。
 言われなきゃ分からん(笑)

 シーズンの頃は、この辺一面お花畑なんだな…。
 ハクサンフウロ…だそうです(笑)

 観光新道は、尾根伝いの見晴らしの良い道。これから通るルートが全て見える。 
 赤い建物が殿ヶ池避難小屋。
 右側の大きな山が白山釈迦岳(頂上が写真から切れちゃったけど)。
 眼下には、早くも別当出合が見えてきている。
 ここからまだ結構かかるのだけど。

 マツムシソウ。なんとかきれいな花が残っていた。
 こういった稜線上のお花畑がある付近が、通称「馬のたてがみ」と呼ばれるエリア。
 急な斜面についた階段を根気良く降りてゆく。
 写真は、今降りてきた馬のたてがみの階段を振り返って見上げたところ。
 急といっても鎖場があるほどではないので、その点は安心。
 イブキトラノオ。花が短いけど。

 11時00分、殿ヶ池避難小屋着。10分ほど休憩。
 先日の台風で入口のドアが吹き飛ばされちゃって、ドアなし状態だそうです。
 さすが山の上。荒れると凄まじいようだ。

 オヤマリンドウ。
 観光新道でこの日一番咲いていた花。

12時00分頃。
 巨岩でできたトンネルをくぐる。
 人工的に作ったものじゃないんですって。

 大きな岩の周りに、えぐられるようについた真新しい踏み跡。
 以前は岩の上を直接登るコースだったのが、岩を避けて登る人が出てきて、ここ1~2年位でこんな風に土がえぐれてきたのだという。
 草地に人が通り始めると、あっという間にこんな風に地面が荒れてしまうそうだ。特に最近ストックを使う人が多いので、余計にえぐれるペースが速いのでは、とのガイドさんの話。

 …ストックは、岩山ならともかく、土の道には衝撃が強すぎるのだ。
  自然を楽しみにきたのに、自然破壊をしているのでは話にならない。
 今までの自分はどうだったか? …やや身につまされる話。

 こういうこともあってか、このガイドさんはストックなしでの登山を推奨している。そういう話を聞いたので、今回は上りも下りもストックなしで挑戦してみた。挑戦すれば、意外と何とかなるもんだ。

 観光新道は、最後の下りが長い長い。結構急な階段が延々と続く…
 再び、下ってきた階段を見上げて写真を一枚。

 ふもと近くになってくると、足場が水で濡れて滑りやすかったりして、下るのもかなり気を遣う。
 できるだけ余計なことを考えないように、下って下って…。ちょっとだけ修験者の気分。

 キツリフネ。 ツリフネソウの黄色いやつ。

 ガイドさんのいうとおり実に触ってみたら…
 !!!(内緒)。

 最後までもう一息。
 砂防新道入口の吊り橋が見えてきたよ!
 14時10分、無事別当出合まで下山。
 ふうー、無事着きましたよー!

 初めての白山はとってもいい思い出。
 これだけ楽しめたのはガイドさんのお陰でもある。
 ガイドさん、本当にありがとうございました!

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