2006-02-16
黒龍 大吟醸「石田屋」
黒龍酒造ホームページhttp://www.kokuryu.co.jp/
商品紹介(由紀の酒)http://www.yukinosake.com/02-09-kokuryu.html
トンガったグルメというのは、何もB級グルメばかりを指すのではない。
値段的にA級であろうと、その価値が少しでもありそうだと考えるものには、とりあえず足を突っ込んでみる。
「いい歳になって床柱を背にして料理を食べたことのない人間は、食に対する真剣さが足りないのではないか」…魚が苦手ゆえ、本格的に和食を食べる機会のない私が、魯山人の色々な著作からとりあえず学び取った大意。
食に対する「真剣さ」!…いまだに床柱があるような店にすら行ったこともないが、高いものに対して、高いというだけでアレルギー反応がでることは、不思議となくなった。現在のところ、座右の銘No.2に位置している。(No.1は「上善は水のごとし」。)
さ、言い訳はこの位にして。
つまりその、まあ高いお酒を買っちゃった訳ですハイ。
黒龍「大吟醸 石田屋」
入手まで数年待ち当たり前といわれるお酒。今じゃ蔵では予約すら受け付けていない状況なので、やむを得ずネットオークションで購入。(オークションじゃ蔵の利益にならす、日本酒業界のためには良くないが、出荷数制限が行き過ぎりゃ、消費者だって反抗するさ。飲食店では比較的見かけるような気がするが、限定された生産量のうち飲食店に出荷する割合を多くして、個人向け出荷の割合を少なくしているのではないか、と邪推したくもなる。
<傾向と味の分析>
水のように透明な、きれいなお酒にしたい、という印象をストレートに感じる。香りは特別フルーティーといったこともなく、やや華やかなものの全体的な印象としては落ち着いた直球勝負の香りで、純粋に精米歩合の高いお酒、という印象。悪くない。雑味は極力排除という感じ。3年間低温熟成しただけのことはあり、ほのかに心地良い熟成香があり、口当たりはかなり柔らか。透明な味とはいえ、さりげなくコシがしっかりしていて、味の印象を下支えしている。
<値段>
やっぱ高い。
<感想>
値段は高いが「うまい」としか言い様がない。名前ばかりで中身が伴ってないのでは、と先入観を抱いていたが、見事に粉砕された。こりゃ蔵も相当気合入れて作ってますね。技術力に敬意を表します。万人向けの味、かつ質も最高級なので、高いけど値段相応の価値はあると思う。
ただし、あくまで万人向けの味なので、この酒じゃなきゃダメというような強い個性は感じられず、同様のクオリティのお酒は銘柄を選べばもっと安価な価格帯で手に入るという印象もある。
それと、石田屋がうまいのは間違いないが、うまい酒というのは必ずしも石田屋のような「透明な酒」ばかりをいうのではないということを、改めて主張しておく。
というのは、味のあるお酒で「こりゃ旨え」という日本酒の銘柄を最近見つけたから。その話はまた後日にでも。
商品紹介(由紀の酒)http://www.yukinosake.com/02-09-kokuryu.html
トンガったグルメというのは、何もB級グルメばかりを指すのではない。
値段的にA級であろうと、その価値が少しでもありそうだと考えるものには、とりあえず足を突っ込んでみる。
「いい歳になって床柱を背にして料理を食べたことのない人間は、食に対する真剣さが足りないのではないか」…魚が苦手ゆえ、本格的に和食を食べる機会のない私が、魯山人の色々な著作からとりあえず学び取った大意。
食に対する「真剣さ」!…いまだに床柱があるような店にすら行ったこともないが、高いものに対して、高いというだけでアレルギー反応がでることは、不思議となくなった。現在のところ、座右の銘No.2に位置している。(No.1は「上善は水のごとし」。)
さ、言い訳はこの位にして。
つまりその、まあ高いお酒を買っちゃった訳ですハイ。
黒龍「大吟醸 石田屋」
入手まで数年待ち当たり前といわれるお酒。今じゃ蔵では予約すら受け付けていない状況なので、やむを得ずネットオークションで購入。(オークションじゃ蔵の利益にならす、日本酒業界のためには良くないが、出荷数制限が行き過ぎりゃ、消費者だって反抗するさ。飲食店では比較的見かけるような気がするが、限定された生産量のうち飲食店に出荷する割合を多くして、個人向け出荷の割合を少なくしているのではないか、と邪推したくもなる。
<傾向と味の分析>
水のように透明な、きれいなお酒にしたい、という印象をストレートに感じる。香りは特別フルーティーといったこともなく、やや華やかなものの全体的な印象としては落ち着いた直球勝負の香りで、純粋に精米歩合の高いお酒、という印象。悪くない。雑味は極力排除という感じ。3年間低温熟成しただけのことはあり、ほのかに心地良い熟成香があり、口当たりはかなり柔らか。透明な味とはいえ、さりげなくコシがしっかりしていて、味の印象を下支えしている。
<値段>
やっぱ高い。
<感想>
値段は高いが「うまい」としか言い様がない。名前ばかりで中身が伴ってないのでは、と先入観を抱いていたが、見事に粉砕された。こりゃ蔵も相当気合入れて作ってますね。技術力に敬意を表します。万人向けの味、かつ質も最高級なので、高いけど値段相応の価値はあると思う。
ただし、あくまで万人向けの味なので、この酒じゃなきゃダメというような強い個性は感じられず、同様のクオリティのお酒は銘柄を選べばもっと安価な価格帯で手に入るという印象もある。
それと、石田屋がうまいのは間違いないが、うまい酒というのは必ずしも石田屋のような「透明な酒」ばかりをいうのではないということを、改めて主張しておく。
というのは、味のあるお酒で「こりゃ旨え」という日本酒の銘柄を最近見つけたから。その話はまた後日にでも。
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久保山 大吟醸 粕取焼酎 25度