2009-10-04
十六夜の月

宵の口、空が暗くなった頃の月の位置は、前日よりさらに地上近く、かなり地上に近い位置。地上近くの月は、おそらく夕焼けと同じような理屈なのだろう、色が絵に描いたように濃い黄色で目に映る。昨日とはまた違う魅力を感じた。
古の先人も、十六夜の月が十五夜に劣らないことを経験上分かっていたに違いない。
そう思わせるに足る、今日も素敵な月景色。

今日の月の写真と比べると、左端の模様の辺り、ごく僅かに真ん丸でないような気がしなくもない。
しかし、どうだろう。見る時間帯にも左右される訳だが、昨日の月は昨日の月で、一際強かったあの白い輝きが頭に焼き付いて離れない…。
以前、個人的に印象に残った中秋の名月もそうだったが、印象に残る中秋の名月ってのはこの「輝き」が大事だと思うのだ。満月でない中秋の名月ってのも、それを考えると伊達ではないかもしれぬと思うのだ…。
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