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ジョスカン・デ・プレ:「ミサ・パンジェ・リングヮ」「ミサ・ロム・アルメ」
・「TheTallis Scholars Sing Josquin」
 ジョスカン・デ・プレ(1440頃-1521):「ミサ・パンジェ・リングヮ」、「ミサ・ロム・アルメ(2曲)」、モテトゥス「自然の摂理に逆らって」、「アヴェ・マリア」
 (合唱)ピーター・フィリップス指揮、タリス・スコラーズ
 [Gimell CDGIM206 (2枚組)]
 今年最初に耳を通したCDは、ルネサンスの作曲家、ジョスカン・デ・プレの代表作のミサ曲。今年は何となく気を引き締めていきたいと、宗教曲で始めてみた。時代の空気がそうさせるのか。

 複雑に声部が絡んだ曲の割に、他のルネサンスの作曲家と違って全体的に受けるイメージは何となく清貧を連想させるような引き締まった厳粛な感じで、背筋が伸びるような思い。個人的にジョスカンの曲から受けるイメージは総じてそんな感じ。


 タリス・スコラーズの録音は、パンジェ・リングヮは1986年、ロム・アルメは1989年のもの。新しい新しいと思っていた録音も、気が付けばもう20年前の録音になっているのか…。

 CDが紹介された当時から超絶技巧と言われたタリス・スコラーズの合唱は、今聴いても技術的にすごく際立った水準だと感じる一方、こうやって改めて聴いてみると、音としての清澄度は際立ってクリアであるにも関わらず、録音当時の時代を取り巻いていた雰囲気のようなもの、全体的に漂うなんとなくふくよかな感じ、今にして思えば素朴とさえいえるポジティブな豊かさ志向の名残り、残り香のようなものをまとっているように感じられて、自分が生きる現在との齟齬を感じるようで若干心苦しい。自分たちが生きる今この時代にはさらに引き締まった空気感がほしいように感じるのは気のせいか。オルランド・コンソートあたりがジョスカンのミサ曲を録音していてくれないものか。
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