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喫茶マウンテン(洋食…??)名古屋市
 名古屋の「喫茶マウンテン」。ミステリアスな魅力に取り付かれ、向かった者は遭難するものが後を経たない、という秘密の喫茶。って、周りの人に聞いたらみんな意外と知ってんじゃん。が、実際に行った人は周囲ではいないらしい。気になって仕方がないので、こないだの日曜に行って来ました。
喫茶マウンテン 写真その1
甘口いちごスパの御近影


 福井から高速バスで揺られること2時間半、昼頃名古屋着。地下鉄を乗り継いだ名古屋市内のとある場所に、「喫茶マウンテン」はひっそりとたたずんでいた。

喫茶マウンテン 写真その2わかりやすい看板がお出迎え。

喫茶マウンテン 写真その3入口が禍禍しいオーラを放っている。

 店員の態度は、以外にそっけない。知ってる客も知らない客も、同様に軽めの対応でさばいていく。
 そう、ここはマウンテン、山なのだ。登山する前は、周到に準備しなければならないのだ。山を甘く見てはいけない。

 ・「マウンテンの友」登山指南書のページ

 さて、事前の入念な検討の結果、選んでおいた「甘口いちごスパ」をそつなく頼む。ほどなく、メニューの登場である。
喫茶マウンテン 写真その1
 もうもうと立ち上る湯気。噂どおりだが、温かいのである。麺はもちろん、イチゴまで熱々。そしてイチゴのヘタは取ってない…。白いものは生クリーム。これも熱で溶けていく。なお、皿のサイズがかなり大きいことは、隣のグラスから想像いただきたい。

 一口目、それは以外にも美味かった。細長いケーキみたいと思えば意外に食える。これなら一皿楽々食えるんじゃない?と思ったのも束の間、3口以降には、微妙に薄いイチゴシロップ味のパスタが、強烈な重しとなり襲いかかる。
 が、そこは食べ物、心頭滅却すれば、胃袋には入るのだ。「戦時中は甘い物なんて滅多に当たらなかったんだ。それを思えば…(あんた何歳だよ)」とか言い聞かせつつ、食べ進んでいく…が、あと少しで完食、あと一息、というときだ。

「食べ物じゃない!」

 突然響く、魂の警告。

「これは食べ物じゃない!!」

 少量のパスタを目の前に、手が、進まない。本能が全力で警告を発しているのだ。しかも、「これは食べ物でない」と。食べ物と思わしきその物体を前にしてこのような警告が出るなど、前代未聞の事態だ。目の前にあるそれが「食い物でない」という事態は頭では到底受け入れることができず、混乱を引き起こす。
喫茶マウンテン 写真その4
手が、とまる。

喫茶マウンテン 写真その5 いいやこれは食い物じゃないけど栄養になるんだ、等訳の分からない理屈で説得しながら、無理矢理口に放り込む。本能が拒否しており、食べ物の味がしない。が、勢いで何とか完食(登頂)に至る。どうやら、遭難はまぬがれたようだ…

 隣を見ると、興味本位で登山にやってきた若いカップルが遭難しかかっていた。覚悟を決めたのか、互いに話しもせず、それぞれに新聞を広げている。新聞なんか喫茶店で読むような齢でもなかろうに…。救助できる余裕があるはずもなく、こちらとしては見守るだけで、山を後にしたのである。

 「山」の体験は、想像以上に困難なものであった。しかし、ふと気が付くと「もう一度行こう」と心に決めた自分がいる。私も山の魔力に取り憑かれてしまった一人のようだ…。
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