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青井戸茶碗「雲井」 ~中村記念美術館(石川県金沢市)
金沢市立 中村記念美術館 普通の井戸茶碗も色々見てみるとなかなか面白いものだけれど、いくつか見たところでは、個人的には「青井戸」と呼ばれる類の茶碗の素直な器形や青みがかった渋い色味のほうが好み、という感じだ。

 この美術館所蔵の青井戸茶碗「雲井」も、実際に目にしてみると写真で見るよりかなり良い印象。全体的にほんのり青みがかった表面の色彩は、色あせたようなクリーム色っぽかったり、枯葉色ががっているようにも見える。抑え気味で渋い色調。気持ち良いくらいストレートな器の形、ざっくりと思い切りよく鋭角に削った高台、微妙に歪んだ口縁部の絶妙なカーブ具合。じーっと居座って眺めていた。

 室内が暗くてよく見えないなあ…と思っていたら、展示室の入口付近に懐中電灯がおいてあって、「展示物保護のために照度を落としていますので、必要な場合これで照らしてください」とのこと。改めて懐中電灯で茶碗を照らすと、なるほど細部までかなりよく見える。じっくりと堪能した。これをそのまま小っちゃくしたようなぐい呑み、家に一つあったら楽しいだろうな~。


※青井戸茶碗「雲井」は常設展示品ではないので、見に行くときは事前にチェックが必要。
 とりあえず、今回の秋季展(2008.10.11~11.30)に展示されているので、この機会にでも。

中村記念美術館のウェブサイトより>
秋季展 -美術工芸に見る- 花の彩り
(同時開催 館蔵茶道美術名品展)
2008.10.11~11.30

参考までに、「雲井」は今年の春季展では展示なし。次はいつ展示されるか本当にわかりませんぜ…

他に、南宋の砧青磁の水指や利休の虫喰茶杓など、ちょっと珍しい品もあった。蒲生肩衝なんて茶入れも渋い。長次郎作という赤楽茶碗もあったが、他でいくつか見た長次郎の赤楽茶碗に比べると外側・内側ともに非常にカセた感じ。渋好みといえばそうかもしれないが、これはどうだろうか。
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コメント

懐中電灯はいいアイデアですね。
私もお茶碗を見るのが好きなのですが
ケースごしではなく直に見たい、ひっくり返して裏も見たい、と
いつも思ってしまいます。こちらで教えてもらった「森川如春庵の世界」を
金曜に行く予定で楽しみにしています。

タッカー 様
 こんにちは。私も本当はケースから出して裏まで眺めたいです。ケース越しだと釉薬のかかっていない地の部分やカイラギを楽しんだりというのはどうもできませんしね。それでも「森川~」など、実際に目にして良かったなという感じはあります。

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