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ジャルダン (フレンチ) 福井市 ~やはり、さすがです。
 …まああれです、福井市近郊に在住の方なら、フランス料理といえばまずこのお店は出てきますよね。

 ジャルダンほどのお店なら、ここで取り上げなくても「ウマウマでしたー(^∇^)」みたいな訪問記がたくさん並んでいておかしくないんでしょうけどね。意外にもまだあまり出てないみたい。このお店は興味ある人いっぱいいるでしょう。及ばずながら訪問記を出してみます。参考になればと。

ジャルダン(フレンチ)福井市 今回はディナー。これまでランチは頂いたことがあったけれど、ランチはどうもフルコースの一部をかいつまんで食べているような感じで、どうもお店自体がディナー、しかもフルコースに焦点を合わせているような印象が強くて。以前からディナーならどんなだろうという思いがあったもので。

 でもこのお店、週末は結婚式で貸切になってる場合が多いのよね…。どうも行きたいときに空いてないというパターンが多くて。今回はようやくタイミングが合いました。

 今回は6,500円(税サ込)のコース。お魚料理、お肉料理どちらも出てくるコースではこのお店で一番リーズナブルな価格のもの。夜はもっともっとお高いというイメージがあったけれど、これならここぞという時なら…。なにしろ、入口でフォーマルな黒の衣装をビシッと着込んだスタッフがお出迎えっていうお店ですよ。慣れないと緊張します…

 ついでに言うとこのお店、目の前にその日使うナイフやフォークがズラッと並んでいるという、福井に住んでいるとマナー本でしか見かけないような事態に遭遇することになります。「ナイフとフォーク、外側と内側とどっちから使うんだっけ?」なんてね。落ち着いて食器をよくみれば分かるんですけどね。それでも管理人、マナー本さらっときゃよかったと今回も最初から微妙に動揺…

 で、前置きが長くなったけど肝心のディナーの中身。お味のほうは…

 ウマウマでしたー(≧▽≦)!

 …なんてね。でも、久し振りに「うまいうまい」と心の中でつぶやきながら食べたのは本当。この価格でこれだけ重厚な安定感のあるお料理が味わえるのは有難い。

 お料理のラインナップは一見伝統を強く感じさせる定番のお料理に見えるかもしれないけれど、さり気なく施されたちょっとしたアレンジには意外にも攻めの姿勢を結構感じる。いいじゃないですか。


 最初の写真、冷たい前菜のお皿は鯛とホタテに福井の伝統野菜"明里ネギ(あかりねぎ)"の組み合わせ。手前に見える黒いソースはトリュフのソース。本体はなくともトリュフの存在感は抜群。マリネした鯛、帆立をこのトリュフのソースがグンと大人の味わいにしてくれる。明里ネギも柔らかくて甘みがある感じで、まわりの素材を引き立てている。

続いて暖かい前菜。サザエのポテトケース焼。

 管理人は貝類は少し苦手でサザエはかなり苦手な部類に入るが、これは生臭みが全くなくて、旨い風味だけきっちり残してあって美味しく食べられた。

 食感は、サザエのコリコリ感がかなり残されている。食べているうちに周りのオリーブオイルにジワーっとサザエのエキスが染みてきて、パンにつけて食べると激旨。エスカルゴのイメージをうまくサザエに転用した訳ですな。


 お次は、キノコのクリームスープ(写真なし)。
 スプーンですくってみると、具のキノコが底までたっぷりと入ってる。ちょっとしたサプライズ。


 お魚料理。スズキのロティ、カフェドパリ風。

 スズキの上に乗っているアーモンド?のスライスの香ばしさがちょっとしたアクセント。


 お魚料理の後のお口直しのソルベ(写真なし)。
 材料は、何と「ビワミン」と説明を受けた。どこかで聞いたことあるなーと思って後で検索してみたんですが…やっぱりあのアレですか?…確かに、味のほうでちゃんと結果が出ている(ちょっと深みのある味わい)。これは、こんなところまでという探究心が凄いと思います…。


 お肉料理。子羊背肉のタイム風味と、牛フィレ肉のわさび風味。

 この価格で羊と牛、両方楽しめるという趣向は楽しい。子羊も牛フィレも柔らかいし、風味付けもお肉の特徴は活かしつつ、なおかつ味の印象に適度なコントラストがついているという組み合わせの妙。羊の骨のきわの旨みのある部分を楽しめる趣向も好き。牛のわさび風味を食べながら「魯山人もパリのトゥールダルジャンで鴨をワサビで食べたって話、あったよね~」なんて重ためのエピソードを思い出しながら食べたくなるのも、このお店の雰囲気のなせる業だろう。


 デザート。グラスの中はクリームチーズにキルシュのソース。右側の器にはハウスみかんの丸ごとコンポート?みたいなもの(”○○○風”って名前が付いてたけど忘れちゃった)、そしてバニラのアイス。ハウスみかんはワイン(?)みたいな風味がほんのりしてちょっと奥行きのあるみずみずしさ。メニューは以上でした!


 お店の味の傾向については1つ考えさせられることが。一例を挙げるなら、暖かい前菜のサザエ。近年はこういうちょっとしたネガティブな要素と旨みが混在するような素材は、あるがままの状態を「素材の魅力」といってそのまま楽しませるような自然派なお店も多くなってきたような気もするし、管理人も通常はそういう考え方を支持するところ。でも、このお店のスタンスはちょっと違うように感じる。「旨みは旨み、雑味は雑味だ」というような割り切った主張という感じで、その主張もここまで筋を通して目の前に提示されると思わず納得してしまう。
 こういうのは、理屈うんぬんというより口に入ったものが旨いか不味いかということで納得できればそれでいいのだと思う。こういった、要するにストライクゾーンの広い、できるだけ多くの人に美味しく感じられる味づくりを目指すような配慮がメニュー全体を通して感じられます。

福井市文京4丁目28-16
※レストランの営業時間・休日は、お店のウェブサイトで確認可能。貸切で入れない日が多いので、事前確認は必須。
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