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ドイツワイン散策[2] ~「フランケンワイン」 :落ち着いた香りと豊かな味わい。
ユリウスシュピタール ヴュルツブルガー・シュタイン リースリング カビネット・トロッケン 1996

 管理人は普段ワインは飲んでないんだけど、フランケン地方のワインは本当に素敵だと思う。フランケンワイン特有の特徴的な形[ボックスボイテル形]の瓶も魅力的。ヤスブン四ツ居店で購入、2,890円。

 フランケン・ワインといえば真っ先に挙がるブドウの品種はジルヴァーナーになると思うんだけれども、リースリング種のワインもフランケンならではの傾向をちゃんと持っていて面白い。1996年なので10年以上経過していることもあるんだろうけど、香りの落ち着き方がリースリングとは思えない。どっしりとした、深みのある香り。

 辛口で有名なフランケンワインだけに味覚では甘みをほぼ感じないが、そこはリースリング種、ほのかに残ったフルーティーな香りや酸味のおかげで辛いと感じることはなくまろやか、本当にいい熟し方をしているなあという印象。やるねえヤスブン、ちゃんと飲み頃を見計らった上でこのワイン店頭に出してきたんだろうな…。

 ワインの色はかなり濃いめの黄金色。開けたばかりの時は少し緑色がかっていたが、半分ほど飲んで封をして2週間ほどそのまま取っておいたところ、熟成が進んだのかさらに黄色というか琥珀色のように色の深みが増している。

  写真はその2週間後のワインの様子。ハチミツのような色をしているなーとは前から感じていたが、このときは貴腐ワインでもないのにハチミツのような香りが色濃く感じられた。幸い味のほうも一層まろやかに美味しくいただけた。


ビュルガーシュピタール ヴュルツブルガー・プファッフェンベルク ジルヴァーナー カビネット・トロッケン 2006

 こちらはジルヴァーナー種を使ったフランケンワイン(ハーフボトル)。ハーフボトルも特徴的な形は同じ。滋賀県大津市で購入。こちらはキリッと締まった辛口。香りはフルーティーさというより花のような上品な香り。味のほうも渋みとか軽い苦味とかミネラルっぽい感じとか、そういう複雑な味わいと後口の切れの良さで楽しませてくれる。

 たしかに辛口とも感じるんだけど、こういう色々な味わいのあるお酒を十把ひとからげに「辛口」と言ってしまうのはいかにももったいない。ワインに限らず日本酒もそうだが、「辛口」を表現する常套文句がもう少し豊かになってくれるとうれしいのになあといつも感じる。


※それにしても、ドイツワインって大抵の酒屋さんでは大量のフランスとイタリアのワインにまぎれて申し訳程度にモーゼルやラインヘッセンのお手頃ワイン、例えばシュヴァルツェカッツとが少々並んでいるパターンばかり。ドイツワインの生産量がフランスやイタリアに比して圧倒的に少ないのを加味しても、まるで金太郎飴のようにこういうパターンばっかりなのは何だかねぇ。どうも一昔前にドイツワインのブームがあったらしくって、その反動というのもあるのはあるのかね…

 ドイツのワインってフランスのとは随分個性が違ってて、結構面白そうなんだけどね。総じて飲み易いし。個人的な経験でも、日本酒飲みにはドイツワインのほうが馴染みやすいと思います。香りの傾向とか、違いは口で説明できないんだけど、確かに入り易いんだわ。
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