スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
愛知県陶磁資料館 -猿投って、いいなあ。(2008.1)
 奈良時代から平安時代にかけて栄え、鎌倉~室町頃には消滅したらしい愛知県の古窯「猿投(さなげ)窯」。猿投という焼きものの存在を知ったのは比較的最近のこと。

 独特の魅力のある灰色の器たち。鎌倉時代に比べてかなり技術力が高い(仕事が丁寧)と思わせる端正なやきものが多く、造形自体はいかにも大陸風なのに、全体的に受けるイメージではどう見ても和風の柔らかさに包まれて、確かに平安時代っぽくもあり、またちょっと謎めいた不思議な姿でもあり、本などで色々目にしていっぺんにファンになってしまった。

 昭和29年になってようやく窯跡が発掘されたようで、やきもの全盛のこの国でこんな最近まで忘れ去られていたのか?というのも魅力に華を添えている。

愛知県陶磁資料館 この猿投窯のやきものの主要な名品を集めた展覧会が、猿投山古窯跡群のお膝元、愛知県陶磁資料館で運良く開かれていた。
 「幻の壺-本多静雄コレクションのやきもの-」という展覧会で、本で見るようなアレとかコレとか、松永耳庵コレクションのソレまであり、目の保養になったことなったこと。

 しかも奈良時代・平安時代の須恵器や灰釉陶器の陶片(本多コレクション)に実際に手でさわれるコーナーまで!見るのと触るのとではテンションの上がり方が全然違う。展覧会企画された方ありがとう!貴重な体験ができました。

 他にも古瀬戸とか色々展示してあったが、もう猿投しか覚えていない。そんな一日。

 この展覧会は終わってしまったが、愛知県陶磁資料館、2008年で開館30周年記念とのこと。今後も記念イベントが続いていくようで、今年は目が離せなさそうだ。

 ところで、福井県陶芸館(福井県越前町、越前陶芸村内)に展示されている越前焼の中にも平安時代に作られたものがごく少数ある。端正な造りの三筋壺で、鎌倉や室町の豪快素朴な壺がゴロゴロ並ぶ中で大分違う存在感を放っており、興味のある人は一見の価値あり。福井県陶芸館も陶片を触らせてくれる趣向、やってくれないもんかな…


 この日は岐阜の大垣インターで一旦降りて、「なんでも鑑定団」に出るCMで有名な「古今珍品情報流通センター(珍品城)」にも行ってみた。敷地はかなり広く、品数も多いが意外にまっとうな骨董屋さんという感じで陶磁器の点数もかなり多い。店員さんの対応もほっとさせてくれるが、特に買い物はせず。いいなあと思うものってやっぱりきちんと値が張る…。
関連記事
                

トラックバック ※ブログ管理人から承認されるまでトラックバックは反映されません

http://suralin.blog48.fc2.com/tb.php/216-2fa9cf8c

コメント

コメントの投稿

管理者にのみコメントを公開する

おや…今年の名古屋は文化財集中の年か | BLOG TOP | あつた蓬莱軒 本店「蓬莱陣屋」 (ひつまぶし、うなぎ料理) 名古屋市


QRコード
 このブログのQRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。