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奇食の館 シュールストレミングを優雅に食べる会 (2008.3.22)
 うららかな春の日。
 今日はとってもいい天気♪
 ここは岐阜県、とある河川敷の公園。

 たくさんの親子連れがのどかに戯れる、平穏な昼下がり♪
 管理人、今日は春の陽気に浮かれてゆっくりお散歩…


 なあんてな。今日は、いつも楽しく拝見している「奇食の館」管理人、Rimさん主催のオフ会に初めて参加してみた。ある意味憧れを持って眺めているサイト様だが、あまり気にせず気軽に参加(笑)。

 この日の主役、

 シュールストレミング!!!

 その筋の方なら説明不要、密封容器中でディープに発酵し続けるニシンの缶詰、スウェーデンが誇る例の魚系発酵食品、アレである。

※「シュールストレミング?何それ」という方は、漫画「もやしもん」第3巻(石川雅之/講談社・イブニング)辺りをご覧いただきたい。


 この日集まったのは、Rimさんによると大体20人弱くらい。皆さん初対面だというのにフレンドリーな方ばかりで、肩肘張らない空気が居心地よかった。Rimさんをはじめ、皆さんありがとうございました!

 テーブルの上に落ち着くシュールストレミングの図。
 今日の会の趣旨は「優雅に」食べる会だそうで。確かに今日のテーブルに椅子、優雅ですな…(笑)。缶の鎮座する様子が意外にもサマになっている。
 シュールストレミングは開缶前から大人気。周りじゅうから写真を撮られまくり。

 開缶作業、ここはやはりRimさんが行う。Rimさんはレインコートにゴーグルの完全防備姿。みんなこの瞬間だけは遠巻きに眺めている…。
 といった具合に以後も優雅な食事会が続いていく訳だが、詳しい様子は奇食の館でいずれ紹介されるはず。奇食の館のレポートを楽しみに待ちましょう。
※奇食の館のレポートが完成!!やっぱり面白いなー。(4/2更新)
 →奇食の館のシュールストレミングのレポート


 とりあえず、ここでは本題のシュールストレミングに対する管理人の心象を記録していくことにする。

 開缶直後のニオイのほうだが、屋外で風通しも良いし、あまり感じない??
 …なーんて思っていたら、突然見えない所から殴られたような衝撃を受け、一時呼吸不能に。缶から2~3mは離れているというのに。
 第一波は、臭さというより確かに「兵器」と呼んだほうが適切かもしれない。トリッキーなタイミングで不意に襲ってくる「かまいたち」のような臭気が跋扈する、非日常の空間が缶詰の周りにたち現れる。これはある意味芸術かもしれん…。
 このように、現場はどちらかというと惨状といった様相を呈しているのだが、今日の参加メンバー、みんな「臭いですねー」といいつつ、むしろ楽しみながら缶に近づいていく。いいメンバーだ…

 開缶直後の様子。
 うわあ…思ったよりたっぷり入ってる…。かなりのビッグサイズの缶詰に、発酵したニシン満載。これなら20人くらいでも1人1枚ずつきちんと食べられるね!

 ということは、ノルマは1人1枚か…。

 この頃になると臭いにもだんだん慣れ、香りのアウトラインが次第に明らかになってくるが、これがまた想像以上に滅々とした素敵な香りで。あらゆるネガティブな表現をもって表現することが可能。これは素敵すぎる…。この食材、期待に違わずやってくれる。色々な意味で来て良かったという思いがしみじみと。

 クラッカーの上に乗せたシュール(以下略)。でろっ…とした感じがいかにもミステリアス。

 シュール以下略を乗せたクラッカーは、Rimさん提供の「シュール(以下略)と一緒に付いてきた」というもの(正しくは「クネッケ」というヨーロッパの固焼きパンらしい)。特に変なところのないオーソドックスな味。

 もちろんニオイは一面に漂っている。なるべくニオイに意識がいかないように注意しながら、いただきまーす!
 
 …ぐふぁ、これはキツー。ポジティブな褒め言葉を探す暇もなく、先程からの臭気に更に生臭さをプラスした圧倒的な臭気が口腔を覆い、これまで以上に際限なく押し寄せる。何だか精神まで段々侵食されているような…。このニオイ、鼻というより精神にくるようだ。
 侵食に耐えながら少しでも歩を進めるべく、こちらも尽力するのだが…5分の1位まで食べたところでウンともスンともいかなくなる。口がもう完全に拒否の姿勢。こ、こんなんで負けてたまるか…

 とはいえ、事態はもはや精神で何とかできるというレベルを既に超えていた。クラッカーはシュール以下略から浸出する液体にみるみる侵されていく…。この局面、打開の術はないものか?

とりあえず、パンで挟んでみた

 うーん、付け焼刃な対策…

 と思いきや、これが意外にも功を奏した。たったこれだけのことで、今まで感じられなかった旨みが感じられるのである。みんなで一斉に試食したとき大多数のメンバーが難しい顔をする中、実はごく少数「うまい」を声を挙げた連中がいた。そういえばこのメンバーはフランスパンに穴を開け、中にシュール以下略を詰めて食していた。

 そうか、シュール以下略、パンとはやっぱり相性いいな…。まかり間違えば、いい具合に塩の効いた海産系珍味という感じだ。これをとっかかりになんとか最後までいけそう…。付け合せの食材が色々準備されていたことに、この時点でようやく合点がいく。…それにしてもこのニオイは本当にどうにもならない。だんだん色々な所にニオイが移っているように感じるのはきっと気のせいではないのだろう…。既に自分の手があの臭気を発している。ぐああ。

. とにもかくにも、何とか完食には成功。周りをよく見ると、他のメンバーもマズさ、じゃなかった高雅な風味に手を煩わしつつも、みんなきちんとシュール以下略を完食している。結局一缶全部完食、残しは一切なしという素晴らしい結果に。めでたいめでたい。

 付け合せ食材の工夫とか、何だかんだ言って食べている光景も結構優雅だったんじゃなかろうか。返す返すも素敵なメンバー、風雅をよく心得た人達である。

sur-off08.jpg シュール以下略の食後に頂いた、こちらもその筋の方は説明不要、世界一不味い飴「サルミアッキ」。

 初めて食べたが、これがまたシュール以下略のインパクトを覆す位不味い。本当に焼いたゴムの味しかしない。なんじゃこりゃあ?

 こちらも参加メンバーの方からの頂き物。長野県上田市の「マヨどらバーガー」。白あんにマヨネーズ。ここまでくると、もう何を食べても怖くないような気がする。

 参加メンバーの方からは、他にもジンギスカンキャラメル(これも怖いくらい名前通りの味)とかチーズケーキ(ケーキのほうはちゃんと美味しい)を頂いたり。貴重な体験ともども、ありがとうございました!

 ところで、この日のオフ会ではRimさんのブログでの予告通り、漫画「奇食ハンター」(山本マサユキ/講談社・ヤングマガジン)の取材があった。というか、来られたのは山本氏ご本人はじめ、漫画に載っているらしき方が。漫画自体の存在は知っていたものの、これって本当にガチンコ取材なんだねぇ。和気あいあいとした雰囲気の中で、会の最初から最後まで一緒に付き合って頂いた。仕事とはいえ本当にご苦労な仕事で。翌日早速単行本を購入し、ゆっくり読んでみた。なるほど、リアルな体験が漫画にちゃんと生きている。


 家に帰って発見できたこと。
 シュール以下略の食後、サルミアッキだの何だの色々頂いたのにも関わらず、さらにその後きちんと夕食まで頂いたにも関わらず、胃の辺りからこみ上げてくるのは明らかにシュール以下略の香り…
 …とりあえず、一日経ってお腹がこわれないのは確認できました。
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コメント

友人にどうやって状況を報告しようか?と検索かけていたら偶然引っ掛けてしまいましたのでご挨拶。
・・・参加したdayanと申しますが、お目にかかっていながら誰が誰だかさっぱり覚えておりません。

美味しくはなかったのですが、ああいう貴重(?)なものを口に入れる機会はなかなかありません。
テーブルを提供してくれた方とまよどらをくれた人と、いすを片付けながら、何が凄いって、
あーゆーものに興味を示して完食できるだけの人数(20人?)を集められるのが凄い、
と感嘆。リムさんはリムさんで参加者の様子に驚いているのが面白かったりします。

またお目にかかる機会がございましたらよろしゅう。楽しゅうございました。

>dayan 様
 事前に駐車場の状況に関する詳細な情報を公開くださり、ありがとうございました。警戒して、会場には45分前に到着してました。情報通りタワー下の駐車場は満杯でしたが、落ち着いて対処できました。大変参考になりました。
 そういえば、当日のメンバーは確かに誰が誰やら分からない状態で(笑)。特に自己紹介もなく、そぞろに集まる的なそういう趣向、縛られない自由さとかまたこういうのも一興かと思いました。また機会がありましたらこちらこそよろしくお願いいたします。
 シュール以下略、やはり食べても凄いものでしたが、いちおうスウェーデンの方があれを作る気持ちも5%位は分かった気がします(笑)。あの味、かすかに癖になる要素があるやもしれませぬ…

トラックバックありがとうございます。

>特に自己紹介もなく、そぞろに集まる的なそういう趣向、
>縛られない自由さとかまたこういうのも一興かと思いました。
ポジティブに解釈いただき、幸いです(笑)
大体いつもあんな感じなんですよ。
あんまりこう、自己紹介の時間とかを設けると、なんか気まずいですからねー。
得意じゃない方もいらっしゃるでしょうし。
お店でやる時も、テーブルごとに勝手にやってもらっています(笑)

ほうじ茶さんの感想記事、面白かったです。とても楽しませていただきました。
何より、ほうじ茶さんも楽しんでいただけたことを確認できたことが、
一番嬉しいことでした。

>リム 様
 当日は本当に楽しませていただきました。シュールストレミングの記事も楽しんで拝見しました。動画はいいえすね。当日の雰囲気そのままです。

はじめまして
リム横丁の奇食長屋の住人タッカーと申します。
たいへん楽しく拝見いたしました。
「兵器」で「芸術」で「精神が侵食される」との表現に
シュール缶のすざまじさをがよくわかりました。
他の記事も読ませていただきましたが
ほうじ茶さんはお若いのになかなかの
粋人とおみうけいたしました。
また時々来させていただきます。

>タッカー 様
 はじめまして。ご覧いただきありがとうございます。シュールストレミングのために缶切りを提供された方ですね。缶切りというのがポイントをつかれていますね、そういうセンス、いいなあと思います。奇食の館の動画にもしっかり残っているとおり、Rimさんもしっかり使っておられました。

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