2008-03-17
国宝「油滴天目」「飛青磁花生」 -"安宅英一の眼" 美の求道者 安宅コレクション展(金沢21世紀美術館)

あまり大々的なプロモーションが行われているように見えないが、陶磁器に興味のある方なら一大事ともいえる展覧会。
大阪市立東洋陶磁美術館の、国宝2点を含む有名な陶磁器コレクション。その目ぼしいところ、かなりの点数が現在金沢にやってきている。超がつくほど有名な油滴天目の茶碗はもちろん、屈指の上手とされる砧青磁の鳳凰耳花生、繊細な模様の木の葉天目、李朝陶磁では随一とされる祭器などなど、何か重量級のオーラ漂ってるわあという作品が決して広くはない展示スペースに目白押し(李朝の祭器は自分にはまだピンと来なかったけれども)。こういうのは理屈を並べるよりとにかく実際に見てみるのが良いに違いない。興味があったら足を運んでみてはいかが。ただし、入場料は1人1,000円と少々高め。一緒にやっている「コレクション展」も見られるけれど。
ただこの展覧会、3月20日(祝)が最終日。貴重な機会って、気を抜くとすぐに目の前を過ぎ去ってしまう…

同じ21世紀美術館のお気に入り、「タレルの部屋」でパチリ。この部屋、大好き。何度来てもいいなあ。
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