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花垣の貴醸酒!「花垣の隠し酒」。
花垣の隠し酒(日本酒、貴醸酒古酒)花垣 貴醸酒古酒「花垣の隠し酒」

 まえまえからその存在が気になっていた花垣の貴醸酒。今年のバレンタインの時期に、リカーワールド華でチョコとセットで限定販売のアナウンスがあったときは「ようやく出てきたか!」とちょっとした感慨をひそかに心で噛み締めてみたり。

 不覚にもバレンタインのときには予約し損ねてしまったが、有難いことに再販売されていた。今回も、リカーワールド華の各店での限定販売だったみたい。
 管理人が何でそんな感慨をいだいたのかは後回しにするとして、まずはお酒を飲んだ印象から。
 とにかく、「ただ甘いだけじゃなく、いろんな味を楽しんでもらおう!」という複雑な味わいのお酒。精米歩合を67%と押さえ気味にした所からもそのような姿勢が伺える。

 名前にも古酒と付いているとおり、味わいには本格的な古酒の香りと重みが感じられ、やわらかい飲み口。が、見た目の濃厚な色に比べると古酒っぽさはそこそこにとどめてある感じで、古酒ならではの雑味成分と、貴酒酒ならではのくっきりとした甘み(ちなみに、日本酒度は-50です。)がバランスよくどちらも楽しめるような印象。加えて、花垣の酒らしい、強い味が舌の表面をスーッと通り抜けるようなボディあるお酒の感覚も健在である。

 醸造年度は13BY、2001年度の醸造で、奇しくも先日口にした大七の貴醸酒と同じ。双方のお酒は、とても同じ年数熟成したものとは思えない。その位全く方向性が違うのが面白い。

 必要最小限の本質的な甘み・旨み以外の雑味をひたすら削った大七と、逆に雑味成分をうまく利用した花垣。外見こそ違え、双方に共通しているのは、どちらのお酒からも、その蔵がいつも扱っている、いわゆる通常の本格的な日本酒の特徴が割と前面に押し出されていること。

 元々貴醸酒というのがそういう特性のお酒なのかもしれないが、何だか「これからの貴醸酒には、もっと本格的な日本酒らしい魅力が必要だ!」なんて杜氏さんが思いながら造られたのではという気がして、なんだか拍手を贈りたくなる気もしてくる。


 さて、花垣の貴醸酒が出たという情報を見たとき、管理人はある感慨をおぼえた、と先に書いた。

 実は、2000年7月に発行された次の本に、花垣が貴醸酒造りに挑戦していることがすでに書かれていたのである。

・古酒入門 時を経れば旨くなる「日本酒の本道」
佐藤俊一・「サライ」編集部 編(小学館)

※花垣の記述は同書75ページを参照。
※今では古本でしか入手できないので、興味ある方は福井県立図書館などでご覧ください。福井県立図書館って何でも置いてあるなー。

 管理人がこの本を入手したのは2000年ではないけれど、数年前に入手したその時から「そろそろ出てくるんじゃないか?もしかして醸造に失敗したー?」などと毎冬ごとに結構楽しみに待っていたものだったのである。貴醸酒も、本格的な日本酒の古酒もまだまだ一般まで認識が行き渡ったかというと今でもなかなか難しいと思う状況だけれど、こういう面白いこと(面白いだけでなく高い志があると思いますよ、管理人は)に挑戦する心意気は、大切にしたい気持ちでいっぱいなのである。

"花垣"(有)南部酒造場(福井県大野市)のホームページ

花垣 純米酒 米しずく 生もと
※花垣では、最近このお酒が好みになってきました。

花垣「純米酒 米しずく 生酛」
 同じ「米しずく」のネーミングとデザインで色々な種類のお酒が売っているけれど、これは「生もと(きもと)」造りという昔ながらの方法で造ったもの。
 辛さの奥にしっかりとした背骨が通っていてすがすがしいお酒。華やかでないしっかりとした味がじんわり口に残ります。
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