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瓢亭 別館 (日本料理) 京都市南禅寺
※後日、瓢亭本館(本店)のほうにも行ってみました。(→本店の記事はこちら

※瓢亭別館は2008年1月に店内が椅子席になってリニューアルオープンした模様。弁当のお値段もちょっと上がったみたい。この記事はリニューアル前のもの。(2008/2/6追記)

瓢亭別館(京都市) 松花堂弁当松花堂弁当(4,620円)

 ここしばらく、種々の都合で京都に通うことが多くなりそうだ。お店も結構まわれそう。「福井の人間がこれを食べたらどう感じるか?」というスタンスを心の片隅に忘れないで食べてみたい。

 ということで、最初に行ってみたお店は、かの"瓢亭"である。京都というと「一見さんお断り」という旧態依然としたイメージを漠然と持ってしまうが、よく調べてみるとこういう重みのあるお店でもほぼ必ず一般客向けのお手ごろなメニューが用意されていて、誰に対しても門戸が開かれているのはうれしい。弁当で4千円台かよ、という当たり前の突っ込みはさて置いて、お店の看板メニュー"明石の鯛の造り"と、絶妙な火入れ具合の"瓢亭玉子"がどちらも入って手抜きは一切ない。お店の味だけ知るには十分な内容と感じる。

 さすがは看板の明石の鯛、福井に住んでると魚の新鮮さにはそれほど感じるものはないのだけど、刺身の切り付けの技術にはやはり見るべきものがある。ヌラっと光った切り口の断面、口に入れると非常にナチュラルな舌触りで、書物で見かけることがある「刺身は切りつけの技術で味が変わる」というのは本当だなあと思った次第。
 名物の「瓢亭玉子」も、きちんと火が通っている白身と、黄身のレアさ加減の対比は見事。ただし、今時気鋭のラーメン屋さんで似たようなものが味わえるお店はあると思う。クオリティは確かに気鋭のラーメン屋よりも一枚上手で、箸でつかもうとしたときの「えっ」という柔らかさ加減はあらかじめ知識があっても楽しめる経験だが、わざわざ瓢亭にこの玉子を食べに行くというのは「別にそこまで…」という感じ。焼き魚(おそらく、鱒)の適度にレアな焼き加減は見事でした。


hyotei3.jpg 個人的には、弁当の後に出て来た白味噌の椀物が印象に残った。京都の白味噌というのは味わったことがなく、ここまであからさまに甘いとは思わなかったので意表を突かれた感じがしたが、この甘さ、悪くない。とろりとした濃い目の味付けで、クセになりそうである。なるほど、ラーメンの「天下一品」が京都で生まれ、京都の人に受け入れられたのにはこういう素地があるのだなーという感じ。なにより、こんなに濃い目の味付けの味噌の中から力強くダシの風味が立ち上がってくるのが圧巻である。きちんと「ダシをひく」というのはこういうことをいうのだな、とあらためて納得した次第。

 なお、松花堂弁当、食べるところは本店(本館)の隣に立っている別館になる。別館の雰囲気も悪くはないけれど、限られたスペースに色々なものを配置した中庭も"これは"という感じは特にないのが正直なところ。お店の雰囲気も一緒に味わうなら、本館で普通の懐石(2~3万円超)を、という寸法といったところか。お店の方の対応は別館でも非常に丁寧で、いかにも"老舗の料亭"といった感じ。とても心地よい。
 7~8月限定で、本館でも朝がゆ(5,000円程度)が楽しめるらしいので、その機会に一度本館にも訪れてみたい、と感じさせるところだ。


京都市左京区南禅寺草川町35
松花堂弁当 12:00-16:00(12月-3月は~17:00)
朝がゆ(4-11月) 8:00-11:00
うずらがゆ(12-3月) 9:00-11:00
湯どうふ 12:00-17:00
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コメント

 TBありがとうございました。
 私も、両視の実家が、ともに海の近くなので新鮮な魚は食べ慣れていますが、名店、と呼ばれるところに行くと、刺身への包丁の技が見られて、本当に驚きます。もし、顕微鏡で断面を見たら、細胞がきれいに断ち切られているように感じられる舌触りがすばらしいです。

>カツミアオイ 様
TBに加え、コメントも頂きありがとうございます。おっしゃられるとおりで、京都はそういう職人さんの層の厚さを色々なところで感じられるところに、(地方の人間として)強い印象を受けました。

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