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昌冨すし(寿司) 福井市
昌冨すし/昌冨寿司/昌冨ずし(福井市) 個性の強い店主に、お客もそれに負けない個性の持ち主が集まる。客層の質というか曲者度は福井でもかなり高いのではないか。玄人向けのお店と感じる。
 お店自体は一昔前のお寿司屋さんの良い所をかなり原型通りに保っている印象、タネの質も値段も良心的、中でもコハダと穴子の仕事はこのためにお店に来る価値あり。ハマれば理想的なお店だ。

 ご主人のトークは明るくて愛想が良い一方、客の懐にズバズバと飛び込んでくる感じだ。ご主人、明らかに客とのやりとりを楽しんでいる。しかも、ギラギラした個性のぶつかり合いになればなるほど燃えるタイプとみた。マンガで言えば「バキ」とか「アカギ」の世界に通じるナマの心のやり取りが求められる。従って、客の方にもかなりの緊張感がある。この緊張感を楽しめるかそうでないかによって、このお店の評価は分かれると思う。

 慣れない人がお店に入って最初に戸惑うのは「おまかせ」の注文ができないこと。自分が食べたい魚を指定する必要がある。何を注文しようか迷っていると「あなた福井の人でしょ?」と妥当なようなそうでないような突っ込みを受けるので(笑)、食べたいタネをある程度固めてからお店に入りましょう。確かに、自分の食べたいタネをお好みで注文するのは、お寿司では理想形と言われているんですけどね(店内にその日のタネの一覧は書いてあるので見ながら注文すれば良いのだけど)。
 握りだけでお酒・つまみなしであれば、お好みで高級なタネを食べ放題に食べても(桁外れの食欲魔人でない限り)お勘定が1万円とかいう事態にはならないと思われるので、安心して好みのタネを注文しましょう。


 肝心のお寿司の味はどうかというと、これもまた個性が強くて、ハマる人はハマるだろうな、という感じ。
 とにかく、トロにしてもブリにしても「これでもか!」と脂ののった部分が出てくる。脂の多いタネにはワサビがドーンと乗ってくるが、脂が多すぎてワサビがまったく利かないという、知っている人は知っている定石を直に味わえるのが面白い。

 変わったタネもかなり色々あるようで、そういうタネが意表をついて時折ご主人から提案されるのも面白い。例えば赤ナマコとか。
 他にもスペシャルなタネが色々ありそうだが、それはお店に入ってのお楽しみ、といったところか。
 
 シャリは「甘め」と分かる位かなり甘め。つまり、基本的には赤身のお魚よりも光り物や調理系のネタとの相性が良いように調整されている。ブリやトロで脂が多い部分を使うのも納得。こちらの店主、元々福井の前は大阪におられたようなので、それもなるほどといったところ。

 そういうこともあって、コハダの出来は天下一品。コハダ自体の仕事の腕前も本当に素晴らしい。小松弥助のレベルに匹敵すると感じる。ふわっと口の中で溶けてしまう穴子もこの店以外では味わえない独自の境地に達する完成度。管理人は、この2つのタネが思い出したように食べたくなって、思わずお店に入ってしまうことが今後多々あると思われる…

昌冨すし
福井市中央2-1-41
17:00~0:00
定休:水曜

※「菖蒲ずし」と思っていたが、看板をよく見たら違ってた。うっかり「昌富ずし」で検索したりとか、結構ありそうだ(「富」→「冨」の違い。)
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