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ブラームス:クラリネット五重奏曲 ここ数年の私のお気に入り。
ブラームス クラリネット五重奏曲他 ヴェイヤン(cl)[K617] ブラームスの室内楽はピリオド楽器と最高に相性が良い。味わいは格別。もっと録音が出てこないものか。

ブラームス:クラリネット五重奏曲 ロ短調 op.115、ステファン・クレール(1864-1924):クラリネット五重奏曲 イ長調 op.19
シュタードラー五重奏団(ジャン・クロード・ヴェイヤン(cl))
[K617 K617084]
 冒頭、限界まで抑制した弦のヴィブラートに、直後のクラリネットが自然に溶け込む。クラリネットの音色も虚飾を排したように素直な、そして枯れの要素も含む達観した響き。「ここは泣かせよう」とかいった演奏者の作為がほとんど感じられず、作曲家の世界に素直に自分が溶け込んでいく。弦楽セクション自体の一体感やクラリネットとの一体感は特筆すべきで、人生の郷愁…なんて普段考えないようなことを気がついたら考えてしまっている、深い意味での癒しと救いに満ちた演奏。
 ピリオド楽器系だと、同曲で最近GLOSSAからホープリチの新譜が出たが、弦楽セクションの音色に深みが足りず、残念ながらホープリチのクラリネットと溶け合っていない。個人的にはK617盤が好きだ。

 クラリネットのヴェイヤンは、K617のベストセラー、モーツァルトのバセット・クラリネットのCDボックスなどでも演奏している。弦楽セクションは、団体名こそ出ていないがヘレヴェッヘのシャンゼリゼ管弦楽団を母体とするターナーSQが全員で参加している。


 さて、ブラームスのクラリネット五重奏曲といえば、最近珍しい演奏を本で知り、取り寄せてみた所案外良かったので、ついでに紹介。

CDの情報元。
「クラシックCD 異稿・編曲のたのしみ」近藤健児 著(青弓社)
交響曲のマニアックな異稿から室内楽曲の別の室内楽編成用の編曲まで随分マニアックなところがまとめられており、世の中いろんな演奏があるなーということはとにかく分かる。

ブラームス:ヴィオラ三重奏曲、ヴィオラ五重奏曲
イジャク(イツァーク)・ショッテン(va)、チェスターSQ
[CRYSTAL RECORDS CD832]

 クラリネット三重奏曲、クラリネット五重奏曲は、作曲者自身の指定によりクラリネットの代わりにヴィオラで演奏することができる。これはヴィオラで演奏したCD(※モダン楽器)。弦だけで演奏するので渋さ満点。こういうのもまた良い。
 五重奏曲、第1楽章では何か要素が抜け落ちたという感じもして、やはりクラリネットの楽器指定というのは伊達ではないのだなーという気もするけれど、逆に第4楽章での一体感は素晴らしい。安定感というか、これぞブラームスという気もする。
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