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「初花肩衝」「新田肩衝」、利休「泪」の茶杓 -大徳川展(東京国立博物館)
 さて、漫画「へうげもの」で「天下の三肩衝」と紹介されている(実際に山上宗二記でも「天下三の名物なり」と評されている)、大名物の茶入「初花肩衝」「新田肩衝」「楢柴肩衝」。

 実はこのうち初花と新田の2つが東京・上野の東京国立博物館「大徳川展」で公開中とのこと(楢柴は火災により現在行方不明らしい)。同じく徳川家の宝物「千利休の茶杓"泪"」、「松花の茶壺」まで展示される、徳川家の宝物を一堂に会した一大展覧会らしい。

 展覧会の期間自体は長いけれども、展示品の入れ替えがあるので「初花肩衝」「新田肩衝」は11月4日まで、「泪」の茶杓は10月28日までの展示。今から準備しても間に合う人は間に合う…かも!?
(※なお、泪の茶杓は20年2月末にも名古屋の徳川美術館で公開されるみたい。)

※後日、実際に行ってきました。そのときの記事はこちら。
大徳川展で「初花」「新田」を見る。


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へうげもの(週刊モーニング)
「へうげもの」5服(第5巻)
作:山田芳裕

 今の世の中こんな題材までマンガになってしまうのかー、とある意味感慨を覚えた本。

 主人公が何と古田織部。織部焼に名前が残る、大名茶人のあの織部その人。他の登場人物も千利休は勿論、織田有楽斎(長益)だの山上宗二だのノ貫だの、マンガの内容も茶の湯とか大名物の茶器だとか、そんな話が本気でメインの題材になっている。

 何しろ1話目から松永久秀の「古天明平蜘蛛」のエピソードである。1話目から茶道具萌えの話とは、やるじゃないか。

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鮨 みつ川 (石川県金沢市)
鮨 みつ川(金沢市) 玉子焼きはカステラのようなふわふわのやつ!…というので分かるとおり、東京仕込みの本格的な江戸前鮨を金沢で楽しめる、数少ないお店。

 若いご主人は休日には色々なお店の色々な仕事を積極的に見て回られているようで、そういった収穫がお店のお鮨にも反映しているみたい。例えば「甘海老のヅケ」なんていう、なかなか見かけない面白い試みをしてくれる。

 こないだ9月に行ってみたところ、お品書きに「印ろう」の文字。「おぉ…もしや」と思い注文してみると、やっぱり「イカの印籠詰め」だった!マンガでしか見たことがない江戸前鮨の伝統的な仕事、よもや金沢で口にできるとは思ってもみなかった。 厚めのイカの食感と風味が、海苔やかんぴょう入りの酢飯のおかげで引き立っている。「これも立派にお寿司しているな」とかなり好印象。

 本格的な江戸前鮨にしてはお昼の価格が良心的(お昼の握り、7~8貫+巻物で3,800円くらい、夜は8~9千円くらい)だし、何よりご主人のクールなような、でもそれでいてほっとするような飄々としたトークがなんとなく尾をひいて、気がつくと思い出したようにまた行きたくなってしまうような、素敵な魅力のあるお店だ。

金沢市片町1-8-24
12:00-14:00 17:00-23:00
定休:水曜 
「わび -侘茶の系譜-」(塙新書)
「わび-侘茶の系譜-」
数江教一 著[塙新書]

 茶の湯・茶道関連の本を何冊か読んだ中で「一番面白かった、一番ためになった」茶の湯の本

 「冷え枯れる」をキーワードとした「わび」という語そのものの考察、「禅」との思想の類似性や違いなどを通して、「わび」という言葉をより身近で考えられるようになった気がする。また、茶碗・茶入など茶器そのものにも俄然興味が湧いてきた。しばらく座右の本になりそう。

 瓢亭本店に行って、伝統的な日本文化の理解に、現代でも「茶の湯の精神」が大いに関わっていることを痛感した。習い事の「茶道」は凝り固まった形式を単になぞるだけであまりピンと来ないイメージだが、茶の「精神」自体は学んでみる価値が大いにありそう。ということで、茶の湯関係の本を文庫・新書中心に色々読んでいるところ。内容が深いので繰り返し呼んで見方が変わることもあるだろうが、とりあえずこんなふうに一読した感想を書き留めていこうと思う。

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天春の「かき揚げ丼」。(福井市)
 あれから何件か福井市内で天ぷら屋さんに行ってみた。それでも、今のところ管理人はやっぱり天春がお気に入りである(参考:前回の天春の記事)。

 今回注文したのは「かき揚げ丼」。1,785円[税込]。

 かき揚げ、外はサクサクで中はほっくり、分厚さも3~4センチはあるだろうが、内部が適度なほっくり感なので油っこく感じない。テレビのグルメ番組で見るような類の、理想的なかき揚げ丼である。

 かきあげ丼でこの価格は多少注文しづらい印象があるが、例によってこの店、値段負けしないコストパフォーマンスを見せてくれる。かき揚げ自体は決して特別に巨大というものではないが、かき揚げに加えて野菜の天ぷらが2~3品おまけでついてきて、ちょっとした天丼のような気分で食べられるのが素敵で、丼1杯で2杯分食べたような満足感がある。他の定食と同様、お椀と食後のシャーベットもついてくる。

 小春定食がなくなった今、このお店の最有力のお得メニューになっているんじゃないだろうか?
ふるさと 渓流 (和食) 福井県坂井市
ふるさと 渓流(福井県坂井市丸岡町) イワナの洗い「イワナの洗い」 800円

 あの北大路魯山人が、鮎の洗いをヒントに自分で思いついたと言っている「岩魚の洗い」(※出典は文末参照)。一度食べてみたいと思っていて、ここならあるかなーと思って行ってみたところ、案の定置いてあった(固定メニューではないが「季節のおすすめメニュー」としてホワイトボードに書いてあった)。案外近くで食べられるものだ。

 印象に残ったのは、きれいなサーモンピンクに染まった身の色。なるほど、調べてみるとイワナはサケ科の魚。サケと同じで、食べ物によって身が白色になったりピンク色になったりするものらしい。

 味は想像どおり、非常に淡い繊細な味。香気のようなものはあまり感じない。夏場の暑いときにふと口にしたくなるような感じ、歳を重ねるにつれて次第に愛好が深まるような味だ。方々で書かれていることだが、特に生臭い印象はない。海の魚を食べるのと全く変わりない。
 なお、刺身のツマ代わりについてくる、細くきざんだミョウガ。水にさらしたと思われるが、シャクシャクと良い食感が非常に新鮮。

ふるさと渓流 あまごそば「アマゴの天ぷらそば」 800円

 こちらはお店の看板メニュー。アマゴの天ぷらは頭とワタを取ってあり、骨もほとんど残っておらず、だれもががおいしく食べられる味。ほんのり桜色に染まった身の色が美しく、味は火を通したマスの味からさらにクセを取り除いて上品にした感じ。食感もホクホクとして、こういうのは掛け値なしに美味い。

 食べているうちに、衣の下からアマゴの繊細できれいな皮目が目に入った。まさしく渓流の恵み、宝石をいただいているような素敵な印象だ。

 ところで、さすがに川魚の生食は「当たったらどうしよう」なんて思いもしたりするものだが、リスクを知りながらもついひかれてしまう、そんな魅力があるのも確か。とりあえず管理人は無事にすんだみたい。よかったよかった。

注)分かってるとは思うけれども、普段食べない魚の生食は、自分で自分の体に責任が持てるようになってから自己責任でやりましょう。決して事情を知らぬ子供に無理やり食わせたりすることのないように。

レストラン渓流福井県坂井市丸岡町山竹田70-4

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福井名物「焼き鯖寿司」 ~メーカー三者三様の個性。
福井名物「焼きサバ寿司」 今じゃすっかり福井の顔、福井のおみやげ品としてもエース級の存在の「焼き鯖寿司」。知らない人は昔からの郷土料理というイメージを持ちそうな感じだけれど、実は2000年に福井県三国町(現在は合併して坂井市)で開発された新しいヒット商品(参照:福井県庁 販売開拓課HP)だということ、意外に知らない人も多いのでは?(※)

 この焼き鯖寿司、色々なメーカーから商品が出ているうえ、複数メーカーの商品が同じ売場に並んで売っていたりすることが多くてどれを買おうか悩んでしまうのが軽い悩みだったりする。

 やはり個々の違いというのは比べてみたくなる。いっぺんにという訳ではないが、試しに3種類食べてみた所、それぞれ個性があり結構面白かったので、以下、記録も兼ねて感想をつらつらと書いてみた。こういう楽しみ方ができるのも、焼き鯖寿司の楽しいところ。
 
(※)同じ市内に住んでおきながら、管理人が今頃になってようやくこのことを知ったという事態のほうがびっくりかもしれない。

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