スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ドイツワイン散策[6] ~モーゼルの白ワイン。
 J・J・プリュム 2008 リースリング カビネット

 2012年。ついに明けてしまいました。色々なことがあった年にも一応一区切りつくことだし、ここいらで個人的にも色々なことに一応の区切りをつけたい。そういう意味で、ちょっと奮発して正月のお酒にワインを買ってきた。
 個人的にはもうちょっと落ち着いた味が好みだけれど、せっかく年始だし、若々しい味が魅力のモーゼル地方のドイツワインにしてみた。近所のリカーワールド華で購入。
 
 飲んでみた所、モーゼル特有の若々しさに加えて、やや熟成した感じの味の余韻が長々と尾を引いて、良い生産者の良いワインだなという感じ。こういう酒で正月を過ごせるとは、年明けからいい感じ。

›› 続きを読む
スポンサーサイト
ドイツワイン散策[5] ~32年もののドイツワイン。
 クロスター・エーバーバッハ リューデスハイマー・クロスターラーイ リースリング アウスレーゼ 1976

 毎年毎年やってくる2月14日という日。ずいぶん何回も経験してきた訳だが、いまだ楽しい思いをした思い出はないし、何となく、この辺りで特別なことをしてもいいような気になった。

 1976年。管理人の生まれた年は、奇しくも「ドイツ・ワイン奇跡の年」と呼ばれるような伝説の年。…何か機会があったときにと今まで買わずにおいたが、もう32~33年もの…。もうそろそろ口にしておいたほうが良いだろう。そんな思いを巡らせながら一人コルクを開ける。

 長い時間が醸し出したきれいな琥珀色。
さわやかな若いブドウの香り、干しブドウの香り、ハチミツの香り、そして枯れ葉のような香ばしい香り。色々な香りが柔らかくまとまっている。本などでたまに見かける「枯れ葉のような香り」というの表現は本当なのだなと実感する。

 味のほうも、トースト・枯れ葉・ブランデーのような熟した風味が嫌味なく心地良く拡がる一方、ブドウの風味は意外に新鮮で、様々な味が感じられ、かつバランスが取れている。甘さは新しいアウスレーゼの華やかな甘さに比べると落ち着いているが、奥行きのある、品の良い、透明な特別な甘みに昇華したような感覚がある。後口には、ほんのり干し柿やイチジクのような風味。自分も、いずれこういう味のある人間になれるだろうか…。

›› 続きを読む
「神の雫」に出たシャブリ。
ルイ・ジャド シャブリ ”セリエ・ド・ラ・サブリエール” 2007

 「神の雫」に登場したワイン、ということでヤスブン四ツ居店にもたくさん並んでいたワイン。ヤスブンでは買わなかったけれど、大阪駅の大丸のワイン売場にハーフボトルが売っていたので、いい機会かと購入。ハーフで1,500円くらい。

 …たしかにこれはいいワインで。味の濃い非常に豊かな風味で、自分が思っていたシャブリのイメージとは随分違う。甘さはほとんどないが、非常に味があるため切れ味のある辛味といったものはほとんど感じないまろやかな風味。切れ味は辛味より酸味で出している感じだが、それでも丸い味。牡蠣と合わせたくなるのも分かる分かる。柑橘類の皮を軽く漬け込んだようなフルーティな風味と適度な苦味。僅かな渋味。香りも、ドイツワインに比べると随分どっしりとしている。

 この丸みを感じる渋味、日本酒でいうと”生もと”のお酒のような風味だなーと感じたので、ちょっと調べてみたところやはりマロラクティック発酵を行っているみたい。乳酸発酵ってやつです。日本酒でもワインでも似たような風味がするもんだ。

›› 続きを読む
ドイツワイン散策[4] ~アウスレーゼの甘い香り。
ライヒスラート・フォン・ブール フォルスター・ウンゲホイヤー リースリング(アウスレーゼ) 2006

 「アウスレーゼって?
  整髪料のことかい?」

このボケが通じる方、結構いいトシしてますか(涙目)
 (資生堂さんには失礼なんですが…)

 一応フォローしておくと、アウスレーゼというのは十分に熟したブドウの房を選別して造る甘口ワインのこと。シュペトレーゼのように遅摘みにする必要はないけれど、ドイツワインの格付けではシュペトレーゼよりも上の(高い糖度が必要とされる)格付けになる。

 何日か前にヤスブン四ツ居店にいったらドイツワインが大々的にセールで販売されていた。普段なかなか手が出ないちゃんとしたアウスレーゼ(安物ワインでなさそうなアウスレーゼ)が1,980円(1,990円だったかも)で売っていたため、せっかくなのでこの機会に購入。

 …いいねえ。格別に甘い香り。甘くて濃密な味わい。香りは、ブドウというよりほとんどアプリコットのような香り。グラスを回すと膜状にワインが貼りついて、なかなか落ちてこないのがはっきり分かる位の粘度。味のほうも、ただ甘いだけでなくスパイシーなニュアンスが伴うところがあって、案外飲み飽きしない。ちゃんとしたプファルツ地方のワインというのは、こういう特徴があるのかな。

 後味がスッと切れて、案外量も飲めそうなところがアイスワインや貴腐ワインと違って罪なところ。一応アルコール度数は8.5度なんですけどねえ…
龍力 特別純米酒「神力」
 今年最初のお酒は、かつて明治から戦前ごろまで普及していたものの、現在はあまりみられなくなってしまった「神力」という品種のお米でつくった日本酒。神力発祥の地、兵庫県御津町中島産(現:たつの市)の神力米100%使用。

 やさしい口あたりで旨みも乗っている、ほんのり甘みを感じる素敵なお酒ですよ。京都の高島屋のお酒コーナーで、同じ龍力の純米酒「山田錦」「五百万石」ともども試飲で味見したうえでこの「神力」のお酒を購入決定。

 個人的には山田錦の艶やかな香りや五百万石の切れ味より、神力のやさしいふくよかなお米の味が好みだ。このお米、どうしてすたれちゃったのかな。
「達磨正宗」 十五年古酒
「達磨正宗」 15年古酒 日本酒の長期熟成のパイオニア、岐阜県の「達磨正宗(白木恒助商店)」の15年もの(正確には15年以上経った古酒のブレンド)の古酒。

 非常に濃い琥珀色。香りが強く、口をあけると独特の香りが周辺に漂う。甘みも非常に強いけれど、味わうと無闇に甘ったるいわけでもない。適度に締まったビターな甘み。

 「日本酒の長期熟成酒は紹興酒とは違う」と必要以上に強調される場合も多いが、予備知識なしにちょっと口にしたら「紹興酒」という言葉が口をつくのではないかな。そのような香りのため、人によって好き嫌いはかなり出ると思う。

 飲み始めの印象はこってりした感じだが、よく味わってみると案外すっきりとした口当たりであまりトロリとはしていない。保管しているうちに雑味成分はオリになって沈んでいくというが、そのせいか、近所で手に入る安物の紹興酒と違って口に焼け付くような感じはあまりしない。暖めなくても十分楽しめる。

 長期熟成酒の良いところは、アルコールのまわり、酔いのまわりが通常の日本酒よりも明らかに柔らかいところ。飲んでみると分かるが、ほろ酔いの状態が長続きする。一見日本酒っぽくない感じだけど、実は「飲む楽しみ」を味わうのに非常に向いたお酒。ただし、アルコール度数は17~18度と一般の日本酒より高め。大量にガブガブ飲める類のお酒ではないと思うが、飲みすぎには注意。

›› 続きを読む

| BLOG TOP | NEXT ≫


QRコード
 このブログのQRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。